The Devil Wears Prada

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  • Amazon.co.jp ・洋書 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780307275554

感想・レビュー・書評

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  • 今さらコレ!?と自分にツッコミつつ、ゆっくり本を選んでいる時間もなかったので、まあいいかと図書館から借りてきた。
    映画はずいぶん前に見たけれど、特におもしろかったという印象もなかったので、あまり期待もなく。
    単なる洋書多読の一つとして。

    でも、おもしろかった!
    「オフィスあるある話」をアグリーベティ的不条理で色付けした物語、という感じでした。
    かなり楽しんで読んだ。

    私はもちろんミランダほどの極悪上司の下で働いたことはないが、主人公のアンディの状況は、「分かるー!」の連続。
    存在そのものが恐怖な人と、気づいたら一緒にエレベーターに乗っていて、ヒィィッ!となるところとか、時間に追われながら共有フォルダの書類を競うように開けて「終わったら早く閉じて―っ!」と絶叫し合うところとか、”電話番号を書く時はハイフンのかわりにドットを使う”というような、意味不明なルールがなぜか頑なに厳守されているところとか。
    そういうディテールが非常に笑えた。

    私は夫が転勤族なせいで、引っ越しのたびに常に奴隷ランクから再スタートなので、アンディの辛い状況は人ごとではない感じ。
    もちろんホワイトな会社ばかりを(注意深く)転々としている私には、アンディほどの過酷な状況はありえないが、このミランダ像って、意外にトンデモ話でもないような気がします。
    遠目にではあるが、部下を奴隷としか思っていないような上司の下で健気に働く人たちって、実際に見るような気がするし、ミランダのような気まぐれで分かりにくい指示に多くの人が翻弄されて、休日返上になったりすることも、残念だけど世間ではなくもない、ように思う。
    直接目撃したり巻き込まれたりするとまったく笑えないんだけれど。

    あと、女子的にはやっぱりファッションやメイクやハイブランドの話が楽しかった!!
    (いくつかのブランドはすでに古臭くなっているとも思ったけれど)

    最後の方で、ファッションエディターたちがミランダのお供のために作り上げたコーディネート集は最高だった。
    カテゴリ、サブカテゴリ、フォーマル、セミフォーマル、などなど細かく場面毎に区分されていて、急な場面でもページをめくれば適切かつ最高のコーディネートができるようになっているだなんて、想像するだけでおもしろすぎる。
    しかも、指定されたとおりの機内用コーディネートで飛行機に乗ったら全然リラックスできないという・・・

    そう、おしゃれとは修行なのよねー、と深くうなずく私。
    ピンヒールでスタバにコーヒー買いに走るとかは、地獄過ぎて、読んでいるだけで自分の足が外反母趾になりそうだった。

    映画ももう一度見ようと思った。
    アンディは途中で誰かに「そこのブロンディー!」と呼ばれていたような気がするので、黒髪のアン・ハサウェイのイメージじゃないなぁ。
    もっというと、ミランダも、メリル・ストリープのイメージじゃないかな。

    登場人物の中では、私はエミリーが一番好きだった。
    エミリーって、すごく仕事できる人だと思う。
    映画の彼女の記憶が私にはまったくないけど、エミリー・ブラントはぴったりな気がする!
    本の中の彼女はけっこう自己中だし、一緒にいて楽しい人でもないみたいだけど、でも、アンディとの関係の微妙な変化は非常に印象的だった。

    ラストの二人の電話での会話は、特によかった。
    人と人との関係って、厚い友情だけじゃないよね、こういう関係も、引きこもっていては絶対に経験できない、人とかかわることでしか得られない人生のおもしろさの一つだよなぁ、と思った。

  • アナ・ウィンターとメリル・ストリープとアン・ハサウェイといろいろ想像しながらAudiobookで読んだ。映画版が大好きで観まくってたから、原作との違いも分かって面白いけど、やっぱり先に映画観たから映画のほうが好き。

  • 2013/08/21に紹介された本

  • 楽しかった!映画が好きで勉強がてら買ったけど読めてなかった一冊。映画と話が結構違うところあるけど、どちらも面白いという稀なケースだったな。どちらかというと映画は可愛い子過ぎて親近感という感じではないぶん、本の方がどこにでもいる子って感じがして良かった。

  • 映画にはないキャラクターの主人公で本の方が面白かった。
    ちょっと下品でワイルドで、笑えます。
    映画見た後でも十分楽しめる。

  • 英語勉強用の軽い読み物としてはおすすめ。会話表現などは参考になるかも。内容が軽い同名映画とは別物で、より複雑でウエットな感じ。

  • 幸せのみつけかた。

    アンハサウェイがエンザにしか見えん。

  • Luv!

  • アメリカ人の女の子に、フツーの女の子の話しことばを学ぶにはこれがいいわよと勧められた。

  • i am a huge fun of this movie!!!!!!!

    this book is my bible

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