American Psycho (Vintage Contemporaries)

Bret EastonEllis

• Vintage (2006年9月5日発売)

感想・レビュー・書評

[bundokimodokiさんの感想 · 2018年10月11日]

"Less Than Zero"再読の箸休めに読み始める。

2012/05/31追記：初めて読み終えたときは、典型的なヤッピーのアーバンライフと残虐な殺人描写に対してちょっと背伸びした感じで面白いと言っていたのだけれど、この作品の映画を何度も見返したり、アメリカ社会についての見識を深めたりするにつれて、だんぜんこの作品の面白さ(アイロニカルな側面)が分かってきたような気がする。詳しくはこの作品の映画のコメント欄に。

[kenjiroさんの感想 · 2018年3月13日]

"...and I keep swallowing, thinking I have to see her shoes, and..."
本編すべてサイコパスな主人公視点。しかも常に(?)薬でトリップしているので、何が正しいのか全く分からなくなって読者もトリップ。包括的なサイコパス体験が提供されます。 殺人より日常に散りばめられた狂気の方が、個人的には見所。 ゴア表現への耐性はそれなりにあって、デクスターとハンニバルを乗り越えた自分なら余裕だと思ってたのに。もうね、ネクストレベルだったよ(›´ω`‹ )