The Girl Who Kicked the Hornet's Nest (Vintage Crime/Black Lizard)
- Vintage (2010年6月1日発売)


- Amazon.co.jp ・洋書 (800ページ)
- / ISBN・EAN: 9780307739964
感想・レビュー・書評
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ミレニアムトリロジーの終わり。『眠れる女と狂卓の騎士』。英題と邦題で変えてきますが、邦題の方が良いですねー。
裁判シーンが好き。逆転。双子の片割れとか全然出てこないですが、もう続きが出ることはない。( ー人ー)
2巻より薄い!と思ったのに、ページ数増えてるやん・・・。ペーパーバックって紙厚変えてくるのね。
全体を通しては1巻が好き。濃度すごかったよ。1巻。
ミカエルさんは1巻に1人セックスフレンドを増やすの止めてください。 -
三部作最後を飾るにふさわしい作品でした。法廷でのやり取りが圧巻で、実際に傍聴している気分になった(スウェーデンの法廷見たことないけど)。冷静な、かつ極めて論理的な反撃が痛快にすら感じる。裁判ののち、「it was the first day of the rest of her life」との文章が感慨深かった。これが終わりじゃなくゴールでもなく、今からやらないといけない事や対処しなきゃいけないことや、権利や義務やらいっぱいある中で、どう適応していくのかな。それが幻の続編にあったりなんかするんだろうか…。そしてそして、終盤で、一作目でハリエット・ヴァンゲルが経験したジレンマに、サランデル自身が直面することになる、その構成が面白かった。
ジブラルタルのマクミラン氏の背景説明に結構ページが割かれていたり、ハリエットがフェードアウトしていたり、これはこれで綺麗に終わっているんだけれど、続きが気になるっちゃー気になります…涙 -
ちょっと余分なエピソードが多い気もするし、回収できていない伏線もいくつかあったけど、全体的には良かった。Fincherが映画にしたらバッサバッサと切られそう。結局、3作すべて映画よりテレビシリーズ向きかな。
それにしてもこの3部作、著者Larssonの正義感が滲み出ていて、彼の社会に対する姿勢がよく表れている作品だった。亡くなってしまったのがつくづく残念だ。 -
ミレニアム3部作の最終巻ということで、期待感たっぷりで読み始めましたが、2部があまりに良くできすぎていたせいか、3部はその出来がいまいちぱっとしないように思いました。全体的に、中だるみ感を感じましたし、展開としても、2部ほと激しくなく、スピード感も感じませんでした。とはいえ、登場人物達の活躍ぶり等、楽しめる要素には事欠かない作品です。期待感が大きかっただけに、評価は少し低めですが。
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長かった。2週間で読み終えなかったので、Libraryの期限をもう2週間延ばしてもらった。話が終わりそうで、なかなか終わらなかったし、登場人物多すぎ?説明があまりに詳細に渡り過ぎ? でも、話が緻密だからこそ、事件の複雑さがよく理解できるのだけど・・
重要そうでない部分は流し読みになってしまった。 -
なかなか読む順番がまわってこない^^;
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三部作の中で一番よかった。この作品でも魅力ある新キャラクターが登場します。結末はなんとなく想像できた結末だけれど、納得のいく終わり方だったと思う。
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