- Amazon.co.jp ・洋書 (181ページ)
- / ISBN・EAN: 9780312263997
感想・レビュー・書評
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犬と人間が対等の立場で話ができるという場所・ティンブクトゥ。ホームレスだった飼い主のウィリーが亡くなったあと、飼い犬のミスター・ボーンズはティンブクトゥでウィリーに再会できることを願い、街を放浪する・・・。
この物語を文学的に読み解くなら、自分の置かれた状況を運命として受け入れ、その制約の中で生きていくのは人間も犬も変わらない・・・というところだと思いますが、まあ、でもそこまでのメッセージもストーリー性もないような(笑)
個人的には最後に出てきた家族とのふれあいが良かったです。
物語の前半で、精神を病んだ浮浪者ウィリーの独り言が支離滅裂すぎて、あやうく挫折しそうになりました。
ウィリーの死後はかなり読みやすくなりました。
想定内ですが、最後はやっぱり涙でました・・・。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
<07/1/29途中放棄>
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漱石の‘吾輩は猫である’の様に犬の目を通して語られるストーリー。
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所有
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