Breaking Dawn (The Twilight Saga)
- Little Brown Young Readers (2008年8月4日発売)
- Amazon.co.jp ・洋書 (758ページ)
- / ISBN・EAN: 9780316032148
感想・レビュー・書評
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永遠に読み終わらないんじゃないかと、最初のベラ編のダラダラとした新婚生活の描写に一瞬気が遠くなったけど、最後の方は引き込まれました。
読んでいる途中で、YouTubeの辛口映画チャンネル「Honest Trailers」を発見。Twilight編(4つあります)を見て爆笑した。
「知的な人は避ける本」とか「『ハンガーゲーム』を見るには、ちょいとおつむが足りない子たちのための映画」とかひどい言われよう。ハハハ。
確かに、相変わらず平易な文章。凝った表現は一つもない。
けど、おもしろかったよ~。
つまんなかったらとても最後まで耐えられないボリュームだけど、意外な展開がいっぱいあって私は最後まで楽しみました。
前作で、最後のジェイコブ視点はどう見ても蛇足でしょ、と思っていたけど、次作の前振りだったんですね。
こんな風に語り手が切替わる物語が元々好きなので、ジェイコブ視点の章は読んでいて楽しかったです。(内容はグロすぎて好きじゃなかったけど。)
ジェイコブって本当にいい奴。
なんだか今作で、エドワードよりジェイコブの方が好きになったわ。
Honest Trailersでは、ジェイコブのことを「どう見ても最初から完全なるおジャマ虫」とか「無理に三角関係を長引かせてるのはチーム・ジェイコブTシャツを売るために違いない」とかって茶化されていたけど(笑っちゃったけど)、なんだかんだ言って、ジェイコブは全シリーズの要かなと。彼の人への接し方とか愛し方は、ベラだけじゃなくて読んでいる私もほっとさせてもらった。
全シリーズ読み終わるまで、映画はお預けにしていたので、やっと解禁。これから見るつもり。
個人的には、ジェイコブ役は、もっとネイティブ・アメリカンぽい顔立ちの男の子が良かったなぁ。(テイラー・ロートナーがそれほど好きじゃないのよね…)
私はジャスパー役のジャクソン・ラスボーンの顔が一番好きですが、映画を見るとその印象は変わるんだろうか。
顔だけじゃなく、本を読んだ限りではカレン家の中ではジャスパーが一番好きでした。彼の転生のエピソードはすごく印象的だった。
アリスとベラとの友情は、本では最後まで嘘っぽくて薄っぺらかったけど(これはひとえにステファニー・メイヤーのせいでしょう。女子の友情を描くのが下手すぎる)、映画ではどうかしら。
読み終わった後もいろいろと楽しみです。
映画のあとは・・・
トワイライトの二次創作、「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」を読んでみようかな?
日本の二次創作とは微妙に考え方が違ってて、おもしろい。
フィフティシェイズの前評判を読む限りでは、それほど興味をひかれなかったけど、トワイライトがファンの手でどんな風にツイストされたのかは気になるところです。
(おまけ)Honest Trailersと同じ配信元のYouTube番組「Breaking Dads!- Trivia Showdown!」もめっちゃ笑いました。娘を応援にきたはずのパパたちがいきなり娘にかわってTwilightクイズに挑戦させられるはめに。カーライルの養子の名前を1人挙げて!という問いに、「エ・・・エドワード?」って頼りなげに答えるパパたちがすごくキュートでかわいいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
少し長すぎて途中、飽きたが、そのあとはまたドキドキしながら読めた。
最後はやっぱりhappy end で、幸せな気分で読み終わることが出来た。もう一回、時間をおいて読んでみたい。
映画も気になるな... -
なんだかもう最後だから、とりあえず読まなくちゃ的な義務感で読んだ感じ? 結末は好きだけど、ここまで長かったな・・・
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I'd had more than my fair share of near-death experiences; it wasn't something you ever really got used to.
感想:http://tomtomcom.blog73.fc2.com/blog-entry-658.html