- Amazon.co.jp ・洋書 (480ページ)
- / ISBN・EAN: 9780316228534
感想・レビュー・書評
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JLRの単発本。
購入したけどぱっと目通したらなんか興味が失せたので積読…。
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主人公と言える人がいるとしたら、その人は最初の3ページ目くらいで死んでしまいます。あとはその人をめぐる周りの人が入れ替わり立ち替わり登場。人の嫌なところをえぐり出すような小説で very depressing. 最後だけは、なんとなく救いがある。
ハリーポッターのウイットに富む会話を期待していたら、完全に期待はずれ。
それでも星三つなのは、大勢でてくる人物一人一人の描写が素晴らしいから(みんな嫌な人だけど)。
文学的価値はあるんだろうなあ、でも読むのしんどかった、という本でした。 -
ハリーポッターでおなじみJ.K.Rowlingの新作。
「大人向け」の触れ込みの通り、中身はファンタジー要素は欠片もなく、暴力だのドラッグだの貧富だのいじめだのといった重たいテーマを交えた現代の話。
Pagfordという小さな街で区議会議員だったBarry Fairbrotherが突如病死し、議会に突然の空席=Casual Vacancyが生まれたことをきっかけにして物語が始まる。
彼に関わる色んな登場人物が登場して、それぞれが何かしらの深い背景を持っていて、さまざまに関わりあって・・・といった流れ。
とにかく登場人物が多くて、さいしょは人物一覧のサイトを常に手元に置いて読まないとつけていけなかった。
http://www.telegraph.co.uk/culture/books/booknews/9570116/JK-Rowling-The-Casual-Vacancy-the-cast-of-caricatures.html
どうやら日本語翻訳版では相関図がついてくるもよう。
そして、物語の進行がなかなかに遅い。
大きな盛り上がりがないままずーっと進むので、ハリーポッターを期待して手にとったら裏切られ、読み進めるもいっこうに盛り上がりがなくってリタイア・・・な人も多そう。
それでも読み進められれば、後半からだんだんと盛り上がってきて、Page Tunerな展開になってくる。
今回Kindle版が日本からは買えなくてハードカバーにしたけれど、500ページの分厚さ&重さだけは唯一ハリーポッターを彷彿とさせるかも。 -
クロニクルの日曜版のブックセクションに書評が載ってたのだけど、、読んでいくうちに憂鬱になる内容、、空き議席みたいなタイトルになるのか、、 普段わしが絶対に読まないようなジャンルの内容だ、、 fbに続くw