David and Goliath: Underdogs, Misfits, and the Art of Battling Giants
- Little, Brown and Company (2013年10月1日発売)


- Amazon.co.jp ・洋書 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9780316251785
感想・レビュー・書評
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数々の本で話題を提供してきているマルコム・グラッドウェルの新刊が今回の本だ。サブタイトルにUnderdogs, misfits,and the art of battling giants「負け犬、場違いな人と、巨人と戦うコツ(未翻訳)」。タイトルのダビデとゴリアテについては、前者はイスラエル王となった人物で、後者はペリシテ人の巨人戦士で、ダビデに投石器で殺された。日本でも人気のある著者なのでそのうち日本語訳が出るのでないかと思う。
一貫しているのが、不利な状況に置かれているからと言って、一生不遇で終わるとは限らないと言うことだ。ディスレクシア(識字障害)を抱えながら成功の道を駆け上った人たち、1960年代のアラバマにおけるアフリカ系アメリカ人の公民権運動、犯罪被害者の家族が得取った行動、アメリカの中学校の女子バスケットボールチーム、アラビアのローレンスなど様々な例が挙げられている。
特に興味を持ったのは、識字障害を抱えていながら、弁護士になったりある金融機関の最高経営責任者になったりと文章が読めないと不利な仕事で活躍している人たちがいることだ。
人生何が幸いするか分からない。五体満足でも不遇の人生を送る人がいれば、五体のどこかが不満足でもハッピーな人生を送る人もいる。マイナスがプラスになるとは、人生色々だな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
80000wordsくらい
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