Corgiville Fair
- Little, Brown Books for Young Readers (1998年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・洋書 (48ページ)
- / ISBN・EAN: 9780316853125
感想・レビュー・書評
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しばらく気がつかなかったけど作者はターシャ・テューダーだった。自然に囲まれ昔風の暮らしをしてて話題になってた人、くらいの認識しかなかった。絵本作家なんだ。
Corgivilleという、犬のコーギーばかりが多く暮らす町が舞台の絵本。近所をいつも散歩しているコーギーが可愛すぎてそれ以来コーギーが大好きになった自分には夢のような設定ではある。
とはいえ率直に言ってこのお話、あまり面白くないのだ。準備をへて町で祭りが開催されるまでを描いているのだが、強いて言えば細かなところまで描きこまれている絵を見るのは楽しい。
この町にはコーギーのほか、うさぎやきつねなども暮らしているのだけれど、なぜかboggartというハリーポッターにも出てくる妖怪(妖精?)がいるのが気になってしかたがなかった。
他にも思い出してきた。町のお祭りではヤギのレースが開催される。が、なぜか他の動物たちは口をきくのに、ヤギだけが口をきけず、荷車につながれ走らされるグロテスクさ。これも気になったことのひとつ。
最後に、祭りの夜に花火があがるとき、夜のなかにアメリカ合衆国の国旗が浮かび上がる。これにもギョッとさせられ、なんだかハシゴを外されたような気持ちになった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
姫路大学附属図書館の蔵書を確認する→
http://library.koutoku.ac.jp/CARINOPACLINK.HTM?IS=0316853127 -
愛犬をモデルに構想した作品。
古きよき時代にタイムスリップしてしまうような、
細部にまでターシャのこだわりと愛情がみえて何度みても発見ある絵本。
コーギーファンも必見かな? -
Corgivilleの村まつり。ヤギレースに出場するCalebは、ライバルのEdgar Tomcatのわなにはめられてしまいますが・・・。動物を主人公とした物語の中に、人間臭さがにじみ出ています。お話としては淡々としていますが、イラストが細部にわたり表情豊かでじっくり眺めたくなる絵本です。2100wd
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●YL(平均):1.8
【●総語数:2,100 読了】
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コーギー犬を知るきっかけになった本です。たくさんのコーギーが出てきてかわいらしい。。