- Amazon.co.jp ・洋書 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9780330400176
感想・レビュー・書評
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口蹄疫のお話です。
病気にかかった家畜たちを殺処分にしなくてはならず、
途中の描写がつらすぎて本から目をそらしてしまうほどでした。
続きが読みたいのだけれど、つらすぎて先がもう読めない、
そんな気持ちになりました。
でも読み続けてよかったです。
口蹄疫なので、鎮めるためには仕方がないことなんですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
口蹄疫(Foot and mouth disease)はウシ・ヤギ・ヒツジ・ブタが感染する病気ですが、家畜の伝染病としてはもっとも感染力が強い為に人の往来は制限され、農場で一頭でも感染が確認されればその動物だけではなく、全頭を処分してしまわなければなりません。
近づいてくる病気に 畜産を営むBeckyの家族は祈るしかなく、とうとう隣の牧場からも感染が見つかってしまいます。
かわいがっているウシやヒツジ達はどうなるのでしょうか?
http://tadokuteki.blog16.fc2.com/blog-entry-267.html -
YL3.0-4.0 語数18000w 2001年にイギリスで実際に起きた口蹄疫(家畜が感染する伝染病)の大発生を元に、牧場の娘Becky Morleyが書いた日記の形で綴られている。日記そのものはフィクションだが、大発生が起きた後に書かれた小説。
30ページあたりまで、家族関係や、牧場にいる動物たちの描写説明が続くので、少し長く感じたが、惨事の兆しの場面からは最後まで一気に読んでしまった。『Out of the Ashes』というタイトルの意味が途中でわかってきた時や、大惨事が迫ってくる緊迫感など、何度もぐっとこみ上げてくる瞬間があり、読んでよかったと思える児童書。ぜひぜひお薦めします。 -
2001年春、イギリスで猛威を振るった口蹄疫。
口蹄疫はヤギや豚、牛などの動物に感染する病気で、風に乗って、鳥や人や車などのものを通して、あっという間に広がるため、被害拡大を防ぐため、感染した動物が一頭でも見つかった農場では、すべての動物を殺し、焼却処分しなければならない。
愛して、可愛がって育てていく農場の動物たち。
数百マイル離れた場所で発見された口蹄疫。それが、あっという間に、20マイルのところまで迫ってくる恐怖。
その状況を、ただただ恐れ、祈るしかない農場主たち。そして、感染した農場で起きること。その後…
それを、少女Beckyが日記に綴っていく。
ぼろぼろ泣きながら読んだ。