Into The Wild

著者 : Jon Krakauer
  • Pan (2007年9月7日発売)
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780330455848

Into The Wildの感想・レビュー・書評

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  • 映画もとてもよかったけれど、原作もよい。目の前にいろんな風景が広がる。

  • 1992年、アラスカに向かった青年は、9月の初めに死体となって発見される。餓死だった。

    本書は、この青年が何を考え、なぜ死んでしまったのかをドキュメント形式で追ったもの。これぞジャーナリズム、といった語り口。

    自然と生きることを求めて、旅をした青年。家族との関係や人との付き合い方などを検証し、なぜアラスカに向かったのかを問う。当時の報道を知らないのではっきりとは言えないが、相当この青年の身勝手さや家庭環境からの卑屈さがクローズアップされていたのではないかと想像できる。本書はこういった見方をやんわりと否定する。そして筆者の共感できる理由なども、著書の体験を通して描かれる。

    ただ、著者はいつも主観を排除したことを強調しているが、それが余計に主観的に聞こえるのは私がひねくれているからか。

    それにしてもよく取材されているし、良質のドキュメントだと思う。

  • ちょっとやそっとじゃ消化できない。


    有名大学を卒業した後、独り北の大地を目指し旅に出た青年は、、二年後アラスカの荒野で餓死した状態で発見された。そのニュースは大きくとりあげられ、青年が求めたものや彼の生き方に、人々は注目した。
    映画では描かれなかった、青年の心のうちや、荒野に対してアメリカ人が抱く漠然としたあこがれの招待、そして青年の二年の軌跡が、ここには書いてある。

    先に映画を見たんですが、そのときはどちらかといえば、主人公への批判的な気持ちが強かった。
    そのあとにこの本を読んで、そのまなざしは主人公の考えや欲求をとおして、自分に返ってきた。
    これはただの向こう見ずで自己欺瞞に満ちた未熟な若者の話でもなければ、情熱を行動をもって力に変えていく、真実を追求した勇敢な若者の話でもなくて、
    「感動」や自分の「真実」みたいな、誰もがたぶん欲してるものを、敢えて北に見た青年の姿を追う中で
    自分の「感動」や「真実」への姿勢を問われる作品だと、わたしは思った。
    大人になった状態で読むと、複雑な心境になる。それは要するに、いろいろな考えがここから派生するって意味で、有意義なんだけど。


    とりあえずH.D.ソローを読もうと思った。

  • 今期見た中で最高の映画

    大学を卒業した彼が
    物欲主義な社会
    今自分が置かれている存在に
    どこか違和感を感じ
    アメリカ本土を放浪し
    アラスカに行くといういわばロードムービー

    おそらく誰しもが「自由」に憧れるだろう
    なんとなく拘束された社会に生きる私たち
    閉塞感を感じながら
    もっと楽に、なににも縛られないで生きることができたらって
    私も何度思ったことか。

    この主人公もそう考えながら
    縛られることのない旅に出る

    だけどこの映画の素晴らしいところは
    ただ単に「自由」を追い求める若者の映画じゃないことだ。


    人間
    自分が窮地に立たされたとき
    自分が何者かやっとわかる気がする
    happiness is only real when shared
    幸せは人と関わることで幸福と分かるんだ


    私のチープな言葉よりも
    この映像と音楽をもってぜひ楽しんでほしい
    2時間半あるが全く飽きることなくひたすら没頭する
    ただ単に見せられているのではなく
    自分と対話しながら見ることになるだろう映画


    2008年度 ナンバーワン は 間違いない

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