Room

著者 : Emma Donoghue
  • Picador (2011年1月7日発売)
3.40
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  • 11レビュー
  • Amazon.co.jp ・洋書 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780330519021

Roomの感想・レビュー・書評

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  • 期待通りではなかった。5歳児の目を通して語っているので英語がこなれていなく、最初はすごく読みづらく感じてしまう。

  • 人の知らない納屋に監禁された母子が決死の脱走計画を成功させると部屋の外に広がる世界に対峙して、母親は7年という時間の経過がもたらす変化に驚愕し、息子は初めて知る世界の中で他者を発見し、改めて母を発見し、そうして恐らくは自分自身を発見していく。

    いわゆる普通の映画の普通のハッピーエンドのその後で何が起こるのかまで描いている映画である。
    美術が極めて洗練されており、ストーリーの前半が展開する「ルーム」が実に良くできていた。空間的な狭さと圧迫感が心理的な表現としても機能していて観ているこちらにはその場の息苦しい空気や、時に心地よい生活感が伝わってくるのである。

    非常に観念的で構築性の高い作品であり、ともすれば登場人物があまりにも配置の中に収まり過ぎているようにも感じられたが、出演者の演技が素晴らしく、感情表現のリアリティが一人一人の人物に図式を超えた存在感を与えていた。

    特に、主演の母子が凄い。劇場で観て公開はない映画だと思う。

  • ヒューマントラストシネマ渋谷にて映画を鑑賞。

  • 前半は登場人物が少ないせいもあって恐ろしいほど読みやすい。前半の勢いに乗れば後半も引き込まれると思うので、多読初心者さんにもおススメできそう。「Room」に監禁されていた親子。無事脱出してハッピーエンド!・・・ではなくもっと大変なのはその後から。Jackが世間に適応できず、周囲の人が困惑する様は読んでいて切なくなる。Maがinterviwerから問われることは確かに外の世界に居たらいくらでも選択肢が出てくるだろう。所詮は他人事だからそう言えるのだと思う。極限状態の中で人間がひねり出せる結論などたかが知れてる。Jackがゆっくりと「普通」の子供になっていく様子は『アルジャーノンに花束を』を思い出させる。ある単語をJackはいつまでも間違えていてそれはいつ間違いに気づくのかな・・・こういう細かな点で登場人物の状況を描写していて感動してしまった。映画も楽しみ!

  • 自分の子どもを守り抜くために、親としてどこまで犠牲を払うのか、一人の親として、心を揺さぶられる作品。フィクションだと分かっていても、実際によく似た事件をニュースで見るので、フィクションだと思えず、手に汗握る本でした。

  • 久々に英語の本を読了。
    amazon.com の評価が高くて期待したけど、そんなに好みじゃなかった。

    後半がずるずるな印象。

  • 意外に皆さんの評価が低くてびっくり!

    私はすごい本だと思いました。子を持つ親なら感じる所があるんじゃないかな。新しい環境になかなか馴染めない子供の描写が素晴らしいと思いました。

    子供の視線で書かれているので、わざとスペルなどを間違えたりしているので、英語学習には向いてないですね。

  • 前評判がよすぎて、微妙だった。
    読みながら、北朝鮮から亡命してきた人が自動販売機の使い方を習う、みたいなテレビのドキュメント映像を思い出した。

  • 評判がよかったので期待して読み始めたのだが、自分には合わなかった。
    小説にリアリティを求めてはいけないのかもしれないが、非現実的な展開のように思えた。実際に起きた事件をベースにした(らしい)が、ノンフィクションの話を読んだ方が良かったのかもしれない。後半部分で、新生活が始まるのだが、部屋の中と外の世界のギャップを書き込んでほしかった。

  • 旅行中に持参した本を読み終えてしまい、帰りの飛行機で読むために購入。物価が高いデンマークは本も高かった…。

    題材は深刻ですが、推理小説に連続殺人事件が出てきても必ずしも深刻にならず楽しく読めるのと一緒で、気軽に読みました。
    5歳児の視点で描かれているので、文章も簡単で読みやすく、次が気になるサスペンスフルなストーリーなので、どんどん読めます。

    あくまでもエンターテインメント、という感じで、キャラクターも類型的だし、ご都合主義なところも多々あるので、実際の似たような事件の被害者のことなどを考えると、こんなエンタメに仕上げてしまっていいのかとふと疑問も残ります。まあ、それを言うなら推理小説全般どうなんだっていう話にもなりますが。

    飛行機で気軽に読むにはぴったりで、そういう意味では不満は全然ありません。
    が、ブッカー賞のショートリストに残るような小説とは思えません。
    私はかなり読み進むまで気づいていなかったのでよいですが、ブッカーの文字にひかれて読み始めるとがっかりするでしょう。
    深く考えずに読むエンタメだと思います。

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