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- / ISBN・EAN: 9780340918623
感想・レビュー・書評
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読み始めてから最後まで、私は一貫してAnnaに肩入れしていた。
裁判を起こすって、こんなの裁判もなにもないだろうって思っていた。
いくら子どもだと言ったって、親が「腎臓を提供しろ」って強制できるわけ無いでしょ?
子どもは判断できない、っていうのなら、子どもからの生体臓器移植は全面的に禁止すべきだ。たとえその子どもが同意したとしても。
私としては、大人たちの方はどうでもいいから、AnnaとKateの気持ちについてもっと丁寧に描いて欲しかった。
一番良かったのは、Kateの初恋の部分。かわいそうだったけど、美しかった。
結末は・・・・・
思わず「ええええっ!?」と叫んでしまった。それはないでしょう?!あんまりでしょ?!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
name is better thanわたしのなかのあなた
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絶賛また絶賛です!!!すべてにおいてパーフェクトな物語。ストーリーはいろいろなどんでん返しがあり、最初から最後まで退屈しません。過去と現在、そしてそれを語る人物も入れ替わるので出来事をいろいろな視点からみることができます。しかし、ジョディ・ピコーが優れている点はなんといっても登場人物たちの心理描写。いままで私の読んだ作家の中で飛びぬけていい。一人一人の登場人物は存在感があり、出来上がっている。
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