Dune: now a major blockbuster film

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  • Amazon.co.jp ・洋書 (592ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780340960196

感想・レビュー・書評

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  • 映画公開に合わせて再再読。大筋は覚えていたものの細かい所は全て忘れていた。物語の大きい部分を占めるのが主人公ポールの内面描写で、これは映画化が難しいとされたのも納得。惑星全体の環境を考慮する部分は、出版当時画期的だったろうし、環境問題がさらに注目されるようになった現在では読み手の注目度も高いと思う。ハルコンネン家がアトレイデス家を潰しにかかる権力闘争を縦軸に環境問題、宗教、政治駆け引き等を横軸にした壮大な物語。本編もさることながら、巻末の4つのAppendixが面白い。続編がいくつか出ているのだが、それらは未読なので、これを機会に手を付けてみるかな。


    スター・ウォーズにも影響を与えたと言われる本書、私の初読は日本語で70年代後半だった。友達に勧められてだったと思う。石ノ森章太郎の表紙だった。竹宮恵子もポール・アテレイデスが好きでイラストが漫画雑誌だかに載っていたのも見たことがある。オーストラリアに移住して80年代の終わりに英語版を読んだのだが、その時は「風の谷のナウシカ」もこれの影響受けているんじゃ?と思いながら読んだ。今回の映画化がまた新たな読者を惹きつけるきっかけになるのだろうな。

  • 読んだ理由: 映画化されたので。

    原作→映画→原作→映画で2往復。ドゥニ•ヴィルヌーヴ版、しみじみと良かった。カラダンでの水の表現、アラキスの砂丘での柔らかい光、ポールやダンカン•アイダホのビジュアルなど、本で読む時の解像度が上がった感じ。映画では容赦なく造語が出てくるので原作を先に読んでおいて良かったと思った。

  • 逆に映画を見てから本を読んだ。そのせいか思ったほどのインパクトを感じなかった。

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