Zaregoto 2: Book 2: The Kubishime Romanticist

著者 : NISIOISIN

• Del Rey (2010年6月22日発売)

感想・レビュー・書評

[night-e-getsさんの感想 · 2011年11月13日]

　身近なもので英語に触れる習慣をつけるために購入……が、勉強になったかは不明。多分なっていない。
　戯言シリーズの中ではこのクビシメロマンチストが一番好きだったので、講談社ノベルス版を引っ張り出して英語版を攻略しました。読み終えるのに尋常じゃないほど時間がかかりましたが、途中で飽きるということはなかったため、こういった日本の小説の英語版は個人的には嬉しいです。何事も興味が無いと長続きしませぬゆえ（興味自体が長続きしない、という救いのないパターンもあり）。
　しかしあらためて読み直してみると、戯言シリーズ自体というかいーちゃんの厨二さ加減を思い知ったり。笑
　英文を読んでから原文を読む、という作業を繰り返したのですが、初めて戯言シリーズを読んでいた頃と違い比較的冷静な目でストーリーや文章を追っていくことが出来ました。外国人の人が読んだらどう思うのか、聴いてみたいところです。

　ただまあ……続きが出たら買ったみたいと思う反面、あまりに文章量が多いため購入前には躊躇するのだろうなあ、と思わずにはいられないのであった。まる。