Morality For Beautiful Girls: The multi-million copy bestselling No. 1 Ladies' Detective Agency series

著者 : AlexanderMcCall Smith

• Abacus (2003年11月6日発売)

感想・レビュー・書評

[harunousagiさんの感想 · 2010年10月23日]

シリーズ第3巻
女性探偵社を開業したラモツエさん。
依頼人は政府で働いている人物。
なんと、弟の妻が家族に毒をもっている疑いがあるので突き止めてほしいという依頼。
ラモツエがその家族の家に客として滞在して捜査中、なんとラモツエも毒を口にしてしまう！
そんな時、ラモツエの留守を守るマクジのところにも依頼人がやってきます。
ビューティーコンテストの最終審査に選ばれた4人の女性に会って誰が正直であるか、
国の代表として外交官のような活動もする女性として資格があるかを捜査してほしいとの依頼。
ラモツエがいない間にマクジだけで解決できるでしょうか？

ラモツエの婚約者のマテコニが気持ちが落ち込んで仕事も手につかないような様子。
いろんなことが同時進行でおこります。

このラモツエさん、警察ではないので法律的な刑罰をあたえることをしないのです。
それでも収まるところへ収める。
そんなところがアフリカのボツワナのおおらかさを感じさせます。
（もちろん、小説だからということでもありますけれどね。）