Little Fires Everywhere
- Little, Brown Book Group (2018年4月5日発売)
- Amazon.co.jp ・洋書 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9780349142920
感想・レビュー・書評
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最近Amazon primeでドラマ化された話題の本。
アジア系アメリカ人の作者のため、マイノリティならではの目線で養子縁組やアジア人としてのアイデンティティ、貧富の差、代理出産についても書かれていて、とても面白かった。
話としても一気に読みたくなるような流れになっており、他の本も読みたくなった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前半なかなか物語に入り込めず、私には合わないかな?と思ったけれど、後半、特に残り1/4は一気に読んだ。母とは?子供にとって良い選択とは?産みの親より育ての親?1980年代のアメリカを舞台に養子縁組や代理母出産を扱った話。アイデンティティや自立などについても考えさせられた。
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裕福で理想的な一家の家がある日焼け落ちた。火元はひとつではなく放火の疑い。そして日頃から問題を起こしていた一番下の娘は行方がわからないー
アメリカの上流白人の典型とも言える思考のリチャードソン夫人のキャラが際立っている。人間関係がからみあって次々に火種を作っていくところがまさに「Little Fires Everywhere」という感じ。最後はちょっと消化不良感がなきにしもあらずだったが展開はスリリングで面白かった。 -
ミア側の考えに全く共感できずあまり好みの本ではなかった。