Die with Zero: Getting All You Can from Your Money and Your Life

著者 :
  • Houghton Mifflin Harcourt
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780358099765

感想・レビュー・書評

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  • 将来の緊急事態や老後に備えて貯金をするのはいいけれど、その貯め込んだお金をしっかり使い切って人生を楽しむことなくこの世を去る人が実は多い…という事実を基に、「死ぬ時には銀行口座に残ったお金がゼロになるように人生計画を立てていこう!」というのが、この本のタイトルが押し出す主張。「人生とは、培ってきた思い出達の集大成である」という考えの作者がお勧めするのはやっぱり、体験にお金を遣うべき、というもの。他の本でも同じことが言われてるけど、この作者はもうちょっと突っ込んで、「お金が無くても、体力があって健康体な若いうちに、旅行はたくさんしておくべき。お金を貯めて、時間がたっぷりある定年退職後に世界旅行をしようとしたって、肝心な体力がないと旅行も楽しめない」とか、「子どもがいる場合、自分が死んでしまった後で読まれる遺言状で遺産を相続するよりも、遺産をもらう側も若いうちにもらったほうがお金が活きるんだから、自分が生きている間にさっさと遺産相続しておくべき」とか、面白い視点で描かれてるのが印象的だった。私は結婚もしてないし、子どももいないけど、体力のある今のうちに行きたい場所にはどんどん行っておかないと、楽しい旅行も将来楽しくなくなっちゃうというのは納得。そして、家族や友達や大切な人達との楽しい時間や、将来思い返して幸せな気分になれるような体験にはしっかりお金を遣っていきたいなと改めて思わせてもらった。コロナのせいで、旅行はおろか一時帰国も出来ない状況だけど、シンガポール国内でもたくさん思い出は作れるし、こんな状況だからこそ、離れている家族に手紙を書いたり贈り物をしたり、今だから出来ることを引き続きやっていこうと思う。

  • 本書は先日読了した「もしも一年後、この世にいないとしたら。」と通じるものがあり、それを実現するために必要なルールを記している。本書では、死ぬときには全てのお金を使い切り、人生の中で必要なタイミングで全て経験に変えていくことを提唱している。
    自分も少なからず、その意識は持ってはいるものの、日常生活に流され、将来のこと(子供の進学や老後の備えなど)を心配して、仕事で稼いだお金は、生活費と将来のための貯蓄に全て回してしまっている。そして、気づけば子供たちも大きくなってしまい、一緒に旅行に行く機会も逃してしまっている。そのようにして、貴重な経験を得るタイミングを数多く逃してきてしまった。
    これからは、本書のルールを意識して、どんな経験をしたいのか考え、その経験のためには惜しみなくお金を使っていきたい。
    特に老後の備えとして、老後に趣味を楽しむために資産を残しておきたいと考えてしまいがちだが、同じ経験でも老後と若い頃では後者の方が体力もあり感性もあるので楽しむことができる。(体力のない自分は特に)老後はのんびりと毎日を穏やかに生活できるだけの資産があれば十分で、過度な資産を残しておく必要はない。
    同様に子供たちにも経験するための資産として、早い段階で生前に財産分与をしてあげようと思う。



    ----------------------------------

    ・ふだん私たちは、まるで世界が永遠に続くかのような感覚で生きている。もちろん、そう考えるのはある意味で合理的だ。毎日、人生最後の日のような気持ちで生きるのは難しい。そんなふうに考えていたら、誰も仕事なんかしないし、テスト勉強もしない。
    喜びをある程度先送りするのは埋にかなっている。長期的に見れば、そのほうが報われるからだ。だが残念なことに、私たちは喜びを先送りしすぎている。手遅れになるまでやりたいことを我慢し、ただただ金を節約する。人生が無限に続くかのような気持ちで。

    ・人は老化には逆らえない。いつかは誰もが死ぬ。だからこそ、限られた時間のなかで最大限に命を燃やす方法を考えなければならない。高尚で哲学的な話のように聞こえるかもしれないが、これは「最適化」の問題だ。つまり、人生からどれだけ無駄を減らし、価値あるものを増やすか。

    ・金を無駄にするのを恐れて機会を逃がすのはナンセンスだ。浪費費することより人生を無駄にしてしまうことのほうが、はるかに大きな問題ではないだろうか。今しかできないことに金を使う。

    ・大切なのは、自分が何をすれぱ幸せになるかを知り、その経験に惜しまず金を使うことだ。つまり、時間と金を最大限に活かすためのカギは「タイミング」にある。人生の充実度を高めるのは、「そのときどきに相応しい経験」なのだ。時間と金という限りある資源を、いつ、何に使うか。この重要な決断を下すことで、私たちは豊かな人生を送れるのである。

    ・金は「ライフエネルギー」を表すものだと主張している。ライフエネルギーとは、人が何かをするために費やすエネルギーのことだ。働くときも、この有限のエネルギーを使っている。つまり仕事で得た金は、それを稼ぐために費やしたライフエネルギーの量を表している。給料の額は関係ない。1時間働いて稼いだ8ドルであれ20ドルであれ、それを使うことは、1時間分のライフエネルギーを使ったことになる。

    ・「仕事はライフエネルギーを奪い、代わりにお札という紙切れに変えているだけじやないか」と。その仕事に必要なコスト(毎日の長い通勤、高収入の仕事に相応しい身なりをするための衣料費、長時間労働など)が高ければ、年収7万ドルの人のほうが4万ドルの人より貧しくなってしまう。それに、稼いだ金を使って何かを楽しむための時間も少なくなる。仕事を比べるときは、この隠れたコストを考えなくてはいけない。

    ・収入と時間の問題であれ、食事と運動の問題であれ、ライフエネルギーを意識すれぱ、衝動的、習慣的に行動せず、理性的に判断しやすくなる。もちろん、すべての仕事(や運動)が時間の無駄だというわけではない。仕事には楽しい側面もある。この本は、金のために人生を犠牲にすべきではない、仕事や物質の奴隷になってはいけない、と呼びかけている。

    ・何かを経験するのに、必ずしも金はいらない。無料でできることもたくさんある。だが、価値ある経験にはある程度の費用はつきものだ。これらの経験には金がかかる。ときには莫大な額が必要になることもある。だが、それは使う値打ちのある金だ。

    ・心理学の研究でも、人はモノではなく経験に金を使うほうが幸せになれることを示している。モノは買った瞬間の喜びは大きいが、次第にその喜びは減っていく。だが、経験から得る価値は時間の経過とともに高まっていく。

    ・節約ばかりしていると、そのときにしかできない経験をするチャンスを失う。その結果、世界が必要以上に小さな場所になってしまう。人生は経験の合計だからだ。

    ・人生を最大限に充実させようと、いきなりポジティブな経験ばかりするのは難しい。なぜなら、ポジティブな経験には金がかかるからだ。現実には金を稼ぐという中間のステップを踏まなければならない。すなわち、ライフエネルギーのいくらかを仕事に費やし、それによって得た金で経験を買う。人生の満足度を最大限に高めるために、ライフエネルギーのどれだけを金を稼ぐために費やし、どれだけを経験に費やすべきか。その間題の答えは簡単には導けない。人はそれぞれ違うし、考えるべき問題はたくさんある。だから、この本では、人生を最適化するための原則・ルールを紹介していく。


    ・人生は経験の合計だ。あなたが誰であるかは、毎日、毎週、毎月、毎年、さらには一生に一度の経験の合計によって決まる。最後に振り返ったとき、その合計された経験の豊かさが、どれだけ充実した人生を送ったかを測る物差しになる。
    だ力らこそ、この人生でどんな経験をしたいのかを真剣に考え、それを実現させるために計画を立てるべきだ。そうしなければ、社会が敷いたレールのうえをただ進むだけの人生になってしまう。

    ・もちろん、老後の備えは必要だ。だが、老後で何より価値が高まるのは思い出だ。だから私はあなたに、できるだけ早く経験に十分な投資をしてほしいと考えている。とにかく早い段階で経験に投資すべきだ。そうすれば、年齢を重ねるほどに驚くほど多くのリターンが得られる。


    ・常生活の大半は、誰かがつくったプログラム通りに行動しているかのように無自覚に生きている。時間と金をどのように使うかについて十分には考えていないのだ。それは、毎日のコーヒーの習慣を見てもわかる。このちよっとした賛沢が、1年間でどれほどの額になるかに気づいていない。毎朝、スタバのコーヒーに費やしている年間数千ドルもの大金があれば、他にどんな経験ができるかを想像してみてほしい。少なくとも、この習慣がなければ、他に何ができたかを頭の片隅において、毎朝のコーヒーを楽しんでみてほしい。


    ・多くの人は、なんとなく必要以上の金を貯め込んでいるか、必要なだけ貯めていないかのどちらかだ。長期的に計画を立てて行動するより、短期的な報酬(近視眼的)のために生きたり、自動運転モード(慣性的)で生きるほうが楽だからである。目の前の刹那的な楽しさを優先し、有り金をすぐに使ってしまう近視眼的な生き方はキリギリス型であり、ひたすら将来のために貯蓄に励み、人生の最後になっても手つかずの金を大量に残してしまう慣性的な生き方はアリ型だと言える。


    ・リタイア直後は老後の楽しみにしていた経験をしたくてうずうずしている。それを行動に移す気力も体力もある。その後、一般的には70代になると、人生でやり残したことも徐々に減り、体力も衰えるため、行動は穏やかになっていく。そして80代以降は、どれだけ金に余裕があっても、積極的に行動しようとしなくなる。このように、年を取ると人は金を使わなくなる。


    ・子どもたちに与えるべき金を取り分けた後の、残りの「自分のための金」を生きているうちにうまく使い切るべきだと主張しているのだ。そもそも子どもたちには、あなたが死ぬ「前」に財産を与えるべきだ。死んでから分け与えるのでは遅い。大切な子どもたちが、受け取った財産を最大限に活用できるタイミングを考えてあげるべきだ。

    ・譲り受けた財産から価値や喜びを引き出す能力は、年齢とともに低下する。私の結論は、
    「親が財産を分け与えるのは、子供が26~35歳の時が最適」というものだ。金を適切に扱えるだけ大人になっているし、金がもたすメリットを十分に享受できるだけの若さもある。

    ・あなたが子どもとの思い出をつくろうとするように、子どもにもあなたと過ごした時間について思い出をつくってもらいたい。親と子、双方の思い出があるからこそ、真に価値のある記憶の配当が生まれるのだ。

    ・「子どもと何かを経験すること」というと、一緒にどこかに出かけたり、何かをしたりするイメージを浮かべる人が多い。だが、親から人生を学ぶこと、あるいは単に一緒に過ごす時間も経験に含まれる。これらは、子どもの成長に必要不可欠だ。親から子に与えられた愛情や時間は、ときとして驚くぺき形で報われる。

    ・何かを優先させれば、何かを逃すのは自然の理だ。家族と過ごすその時間は、働いてお金を稼げたはずの時間でもある。その逆も然りだ。つまり、人は大切なことだけに時間を費やすわけにはいかない。すべきこととのバランスを取らなければならない。そこで大切なのは、「金を稼ぐこと」と「大切な人との経験」をトレードオフの関係として定量的にとらえ、自分の時間を最適化することだ。

    ・かけがえのない機会が次第になくなっていく、という事実を意識しながら経験と金のトレードオフについて考える。すると、仕事をとるか、子どもとの時間をとるかの判断をより深く考えられるだろう。また、子どもの視点で考えたとき、あなたが与えられる価値は何なのかも考えてほしい。


    ・若いときは節約よりも自由に金を使うほうが合理的だという考えを支持する経済学者は多い。若い時にリスクを取ることの価値を大いに信じている。だがそれは、そのリスクを取るだけのメリットがある場合に限る。今しかできない経験(価値のあるものだけ)への支出と、将来のための貯蓄の適切なバランスを取ることだったのだ。

    ・さまざまな経験を選ぶ際には、そのときの年齢と健康状態を考慮すべきだ。さらに、体力だけではなく金のことも考えなければならない。端的に言えば、まだ健康で体力があるうちに、金を使ったほうがいい。

    ・年を取れば、健康は低下し、物事への興味も薄れていく。性欲も減退するし、創造性も低下していく。かなりの高齢になり、衰弱してしまうと、できる活動は限られる。金から価値を引き出す能力は、年齢とともに低下していくのだ。

    ・経験から価値を引き出しやすい年代に、貯蓄をおさえて金を多めに使う。この原則に基づいて、支出と貯蓄のバランスを人生全体の視点で調整していくべきである。

    ・私たちはずっと、老後のために勤勉なアリのように金を貯めるべきだと言われてきた。だが皮肉にも、健康と富があり、経験を最大限に楽しめる真の黄金期は、一般的な定年の年齢よりもっと前に来る。この真の黄金期に、私たちは喜びを先送りせず、積極的に金を使うべきだ。老後のために金を貯め込む人は多いが、「人生を最大限に充実させる」という観点からすれば、これは非効率的な投資だ。

    ・バランスの取れた充実した生活を送るために、金で時間を買うことも大切だと考えている。これは特に、ある程度の収入はあるが、時間は足りていない中年期の人たちにとって効果が高い。

    ・心理学の研究でも、時間をつくるために金を払う人は、収入に関係なく、人生の満足度を高めることがわかっているのだ。言い換えれば、金で時間を買うメリットを享受するのに、金持ちである必要はない。


    ・実際のところ、私たちが思っているほど先延ばしできない経験は多い。にもかかわらず、私たちはそれを目覚していない。喜びを先延ばししすぎた後悔は、人生の終わりに一度だけ味わうわけではない。それは長い人生のなかで、何度も繰り返し頭に浮かんでくるものだ。高校生活で楽しい経験には目もくれず勉強に明け暮れたテイーンエイジャーも、子どもたちとのかけがなえのない時間を逃してまで仕事を優先させた父親も、一生後悔し続けることになるだろう。

    ・死ぬ前の最大の後悔は、「勇気を出して、もっと自分に忠実に生きれぱよかった」であった。他人が望む人生ではなく、自分の心の赴くままに夢を追い求めればよかった、と。多くの人々が、人生の最後に「働きすぎなければよかった」と後悔するのもそのためだろう。よく言われるように、「人生を振り返ったとき、オフイスで長時間を過ごさなかったことを後悔する人などいない」のである。

    ・人は豊富で無限にあると感じられる何かに対しては、その価値を低く見積もりがちだ。だが現実には、人生の各段階で使える時間はそれほど多くはない。もちろん無制限でもない。人は終わりを意識すると、その時間を最大限に活用しようとする意欲が高まる。


    ・この本では、ゼロで死ぬこと、すなわち生きているあいだに資産を有効に使い切り、人生を最大限に充実させることを目指している。60代や70代になっても純資産が増え続けているなら、ゼロで死ぬことにはならない。つまり、ゼロで死ぬことを目指すなら、純資産は人生のある時点から減り始めなければならない。そうしなければ金が無駄になる。つまり、価値ある経験を逃していることになる。私たちは人生のある段階で、まだ経験から多くの楽しみを引き出せる体力があるうちに、純資産を取り崩していくべきなのだ。さらに、ピークのタイミングは偶然に任せるべきではない。人生をできる限り充実させる金の使い方をしたいなら、ピークの日付を意図的に決める必要がある。

    ・資産のピークを時期で考える際に重要となるのは、あなたの健康状態である。大半の人は45~60歳の間に資産がピークに達する。健康な人はより遅くできる。その時までに、「老後に必要な最低限の生活費」だけは稼いでおく必要がある。その資産を確保できたら、積極的に金を使い始めよう。

    ・貧産を取り崩すタイミングで、やりたいことを見直すことも推奨する。年齢を重ねるにつれて私たちの興味は変わるし、さまざまな人との出会いもある。だから、やりたいことも変わっていく。特にやりたいことを見直すのに相応しいタイミングが、資産がピークに近づいていいるときだ。中年になると、人は自分が大好きだったことを忘れがちだ。仕事や子育てに忙しく、新しい興味や趣味を見つけられなかったという人も多いだろう。

    ・目的がない日々が続くと、最悪の場合、強い不安や抑うつにつながることもある。だから、退職したり、勤務時間を減らしたりする前に、「自由時間が増えたときに、自分はいったい何がしたいのか」をよく考えておこう。

  • ルール1 「今にしかできないこと」に投資する
    『自分は今までいったい何をしていたのだろう?これ以上、先延ばしをせずに、今すぐ、本当にやりたいこと、大切なことをすべきだ』
    『残念なことに、私たちは喜びを先送りしすぎている。手遅れになるまでやりたいことを我慢し、ただただ金を節約する』
    『大切なのは、自分が何をすれば幸せになるかを知り、その経験に惜しまず金を使うこと』
    『金のために人生を犠牲にすべきではない、仕事や物質の奴隷になってはいけない』
    『節約ばかりしていると、そのときにしかできない経験をするチャンスを失う。その結果、世界が必要以上に小さな場所になってしまう。人生は経験の合計だからだ』

    ルール2 一刻も早く経験に金を使う
    『人生でしなければならない一番大切な仕事は、思い出づくりです。最後に残るのは、結局それだけなのです』
    『経験からは、その瞬間の喜びだけではなく、後で思い出せる記憶が得られる』
    『金を払って得られるのは、その経験だけではない。その経験が残りの人生でもたらす喜び、つまり記憶の配当も含まれている』
    『もちろん、老後の備えは必要だ。だが、老後で何より価値が高まるのは思い出だ』
    『とにかく早い段階で経験に投資すべきだ。そうすれば、年齢を重ねるほどに驚くほど多くのリターンが得られる』

    ルール3 ゼロで死ぬ
    『莫大な時間を費やして働いても、稼いだ金をすべて使わずに死んでしまえば、人生の貴重な時間を無駄に働いて過ごしたことになる。その時間を取り戻すすべはない』
    『生きているうちに金を使い切ること、つまり「ゼロで死ぬ」を目指してほしい』
    『最後の数日、数ヶ月を生き延びるのに必要な医療費を貯めるために、人生の貴重な数年間を犠牲にしてまで働きたいと思うだろうか?』
    『今の生活の質を犠牲にしてまで、老後に備えすぎるのは、大きな間違い』

    ルール4 人生最後の日を意識する
    『リスク許容度を考えて備える場合と、単に闇雲に恐怖にかられて備える場合とでは、とてつもなく大きな違いが生まれる』
    『富の最大化ではなく、人生の喜びを最大化するための方法を探すこと』
    『人生の残り時間を意識しよう』

    ルール5 子どもには死ぬ「前」に与える
    『どれくらいの財産を、いつ与えるかを意図的に考え、自分が死ぬ前に与える』
    『親が財産を分け与えるのは、子どもが26〜35歳のときが最善』
    『幼少期に親から十分な愛情を注がれた人は、成人後も他人と良い関係を築け、薬物中毒になったりうつ病を発症したりする割合が低くなる』

    ルール6 年齢にあわせて「金、健康、時間」を最適化する
    『今しかできない経験への支出と、将来のための貯蓄の適切なバランスを取る』
    『金の価値は加齢とともに低下する』
    『金ではなく、健康と時間を重視すること。それが人生の満足度を上げるコツ』
    『年齢を問わず、健康ほど、経験を楽しむ能力に影響するものはない。健康は、金よりもはるかに価値が高い』
    『若い頃に健康に投資した人ほど得をする』
    『時間は金よりもはるかに希少で有限だ…時間をつくるために金を払う人は、収入に関係なく、人生の満足度を高めることがわかっている』

    ルール7 やりたいことの「賞味期限」を意識する
    『死ぬ前に後悔することトップ2』
    ①「勇気を出して、もっと自分に忠実に生きればよかった」
    ②「働きすぎなかったらよかった」
    『人は終わりを意識すると、その時間を最大限に活用しようとする意欲が高まる』

    ルール8 45〜60歳に資産を取り崩し始める
    『人生のある段階で、まだ経験から多くの楽しみを引き出せる体力があるうちに、純資産を取り崩していくべき』
    『死ぬまでに必要な金=1年間の生活費×人生の残りの年数×0.7』
    『老後資金を必要以上に増やそうと働き続けると、何か(金)は得られても、それ以上に貴重なもの(時間と健康)をのがしてしまう』
    『老後のために過度に貯蓄すゆのではなく、金をもっと早い段階で有効に活用することを計画すべき』

    ルール9 大胆にリスクを取る
    『デメリットが極めて小さく(あるいは、失うものが何もなく)、メリットが極めて大きい場合、大胆な行動を取らないほうがリスクとなる』
    『年を取ると、失うものは増える。成功して得られるものも少なくなる』
    『本当にやりたいことを探したいのなら、リスクを取るときがあってもいい』
    『確実性は低いが経済的、心理的にはるかに大きなやりがいが感じられる大胆な道』
    『一番恐れるべきは、「80歳になったときに潤沢な資産があるか」ではない。人生と時間を無駄にしてしまうこと』


    人生で一番大切なのは、思い出を作ること

  • We cannot take money with us when we die. Then, what we should do in our life more than earning money? Author tells passionately about what is the best way of living in the limited life. I should like to live a life as I can say that my life was really good at the last moment.

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