Orani: My Father's Village

著者 :
  • Farrar Straus & Giroux
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本棚登録 : 10
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780374356576

感想・レビュー・書評

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  • 翻訳コンクールの課題として読みました。難しかった~ッ!!
    私の勉強不足のせいなんでしょうが、文章量が少ない絵本の割に、文の英語が難しいような気がして、読者像を想像するのに一苦労でした。
    色鮮やかな絵とともに、子どもの頃の楽しかった夏の思い出が淡々と語られていくという内容なので、地中海の土地のもつ明るい色彩や賑やかさ、生活に息づくエネルギーみたいなものを表現(再現)したかったのだろうと自分なりに推測するに至りました。
    何か強いメッセージを感じさせる作品ではありませんが、(NHK-BSあたりでやっていそうな)旅番組を見ているような気持ちでほのぼの読める、そんな一冊だと思います。

  • 行き交うあの人にもある故郷。都会の人間を嫌いになれなく、なる。
    翻訳コンクールの課題作品として読んだけれど、訳しづらいことこの上ないし、面白くないなぁと感じた。批評したい点は以下の3点である。
    1.語りの視点の曖昧さ
    父親の故郷、イタリアの村で過ごした日々を語るのは少女だ。しかし全体は過去時制。彼女が一体いつ・何歳で語っているのかについては、読み手の想像に一任されている。読み方によっては、単なる老いたノスタルジーにとどまってしまう。エンディングが素敵なだけに、これは勿体無い。
    2.スピード感の欠如
    淡々としすぎている感じがした。わくわく感や不思議に心を捉えられないと子どもには受けないのではないか。想定読者が至極あいまいだ。
    また、前項とも繋がるが、様々なエピソードの描写が生き生きとしておらず、全体を通して思い出話という印象に留まっている。少女が育まれ成長させられたことにもっと力点を置いて良い。そのためのスピードの緩急、語りの引力が足りない。それは曖昧さからきていると考えられる。
    3.絵の視点
    絵本は文章と絵の相互関係から成ると思っている。そのフィット感とズーム、視点にズレがある。主人公はどの子なの?1番見て欲しいのはどこ?逐一もやもやしたりして。せめてもう少しかわいく、文章にあるような麗しい自然が描かれていればなぁ。控え目に言っても子どもにとって魅力的ではないとおもう。
    込められているメッセージは、だけど素敵で、大切なものが詰まった原風景を大事にしたいという思いは伝わる。
    名作にできたかもしれないのに、残念。悔しい。

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