Wise Blood (FSG Classics)
- Farrar, Straus and Giroux (2007年3月6日発売)


本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・洋書 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9780374530631
感想・レビュー・書評
-
狂気に溢れた、しかし、こういう人たちは世の中にたくさんいるのかもしれないと思わせる作品。内容は暴力的とも言え、少しも綺麗なところはないのだが、文章が綺麗で比喩がおもしろい。
Hazelは戦争に行ってキリストが信じられなくなるが、神の存在は信じているので、「キリストのいない教会」を立ち上げる。しかし、誰よりもキリストを信じたい(信じている)のは彼なのだろう。Hazelがキリストを否定すればするほど、ある意味キリストに近づこうとしている感じだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
不思議な独特の世界。ハッピーエンドではないが、最後は主人公的には納得のいく人生をようやく送れたのかな。
-
(#38 Reader's List)非常に好きなタイプ。激しくありながら生々しくなく、きわめてドライ。人間の醜い、とかではなく虚しい、がっかりするようなかっこ悪さをコミカルに描いていて、かなり皮肉っぽい。誰か救われてほしかった。作品研究しはじめたら終わらなさそうなタイプです。底のない目、かぁ….
-
どう言うかな…これ、一番好きな小説の一つだ!
世界観も面白い、でもちょっと闇過ぎだ
全5件中 1 - 5件を表示
FlanneryO'Connorの作品





