When You Reach Me: (Newbery Medal Winner) (Yearling Newbery)

著者 :
  • Yearling
4.04
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本棚登録 : 68
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780375850868

感想・レビュー・書評

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  • 不思議なメモの謎をとくように進んでいくお話。
    興味深く評価も高めので読んでみたけど
    なかなかページがすすまなかった。

    会話調で話がすすみ、読みにくいのもあったけど
    最後まで読んで謎がとけても、
    あーーそういうことねーー
    という感じでした。

  • YL: 4.1
    39,247語

  • 主人公の少女は、図書館で借りてきた本のページに、奇妙な小さなメモが挟まっているのを見つける。それが“YOU”から少女への最初のメッセージだった、、、
    「君の友達と私を救いに行く。私に手紙を書いて欲しい。」“YOU”とは誰か??友達を救うとは??

    それから何度か少女の周りで発見される謎のメモ。時に、ぴったり未来のことを言い当てていたり。この謎めいたメモの真実を解いていくのが、この物語の主軸で、最後には、なるほどなって、なりました。よくできているな、と。それだけでも、面白いお話なのですが、ストーリーの中には、10代の少女が経験する、色んな体験や感情が盛り込まれていてストーリーに深みを与えています。女同士のちょっと複雑な友情や、異性への関心の芽生え。嫉妬や執着やコンプレックスのような感情。少し切なく残る読後感。まさにYA小説!という感じです。(本作は優秀な児童文学に与えられるニューベリー賞の2010年度大賞作。)


    種明かしを少しすると、「タイムトラベル」が、この話しのキーになっており、それゆえに、話が少し前後したり、謎を強調しようと思わせぶりな表現があったりと、少し英語では読みずらかったです。また10代の少女の目線で書かれているので、タイムトラベルについての解釈もまた少女目線で、簡単な事が複雑に書かれていたり。その点も読みずらかったです。この作品を読むのは2度目ですが、最初のような謎が解かれる楽しみはなかったものの、作者の意図した伏線を楽しんだり、より繊細な心の描写を楽しめたりと、2回は読むのがおすすめです。

  • To be honest with you, when I finished reading at first, I was kind of questionable since I didn't catch all the clues which the author left on the book. However, after rereading some parts, I could somehow image the whole picture. Still some questions are left though, such as can the 12-years-old kid work in the sandwich place or not. But it is okay, this is a SF-ish book, and also the setting is in 1979, New York. Anyhow, I read the half of book slowly and didn't pay much attention on it since I didn't like the first half. However, I could not stop reading other half of it just for 2 days. Love it. Unfortunately, I have to return the book soon, so maybe I will be challenging to read this book again next time if I had a chance. Anywho, I've learned from this book that I have to focus more on when I read SF or mystery.

  • なんとなく不思議な感じで進む話。
    非現実要素はあるけど、受け入れられる範囲内。


    子供たちの日常の様子が新鮮で良かった。

  • 読了:2014/4/12

    39247

    ノーマークだったあの人が…って感じ。
    Annemarie が毎日捨ててるお弁当とか、細かい伏線もあって、凝った構成だな、と思った。

    ただ、Marcus の運命は悲しいと思わずにいられない。これはものすごく悲しい物語だ。


    あと、Julia やSal、母に対する主人公の気持ちの描写がとてもうまいと思った。ちょっと内向的で、言いたいことが言えずに、嫌なことを言ってしまったり…そういう葛藤がとても繊細に描かれていると思う。


    I suddenly remember what you said to me, practically on this exact spot, the afternoon I gave you my soggy cheese sandwich: I'm an old man and she's gone now. So don't worry, okay?
    I believe that you were ready. But I still think it's sad.

    元の会話はp. 114。ここが一番グッと来た…


    p. 184 She says she might ask him for some autographs after the show for the old people at her nursing home, because she's sure they would get a big kick out of that.

    get a kick out of
    AtoZ mysteries で、孫に宝くじを買ってあげるのが楽しみというおじいさんの話で出てきた。

  • Kindle版購入。
    読む順番待ち中ってところか?

  • 39247words

  • ニューヨークにお母さんと二人で暮らす小学六年生のMiranda。
    ある日、彼女の周りで不思議な出来事が起こるようになります。

    突然、彼女と目も合わせてくれなくなった幼馴染のSal、
    学校帰りにSalを殴ったMarcus、Sal以外で初めてMirandaが友達になったAnnemarie、
    通りのポストのところに居座るホームレス、クイズ番組への出場が決まったお母さん。
    そして彼女の元に届くようになった、未来の出来事が書かれた不思議なメモ…。
    様々な出来事の断片が、ストーリーが進むにつれてパズルのピースのように合わさって、
    少しずつ謎が解かれていきます。

    主人公が、Madeleine L'Engle作「A Wrinkle in Time」の大ファンで、
    この話にも「A Wrinkle in Time」が深く関わっていると聞いたので、
    Mirandaがタイムトラベルするんだと思ってたら…違いました(苦笑
    もちろん、タイムトラベルは出てくるんですけど

    タイムトラベルについては、分かったような分からないような…;
    読了後にもう一度読み直して、確認したくなっちゃいました :p
    Mirandaもよく分かってなかったので、基本主人公が分からないことは、
    (難しい単語とかも)分からなくても良いってことにしました(爆
    英語は難しくないですが、ストーリーが時系列で並んでないので、
    慣れていない人は、最初混乱するかもしれません…。

    初めの方は結構、淡々としていたんですが、
    謝りたい時に謝れなかったり、大事な時に上手く感情を表現できないMirandaに
    共感してしまいました。
    もちろん、そういうことができちゃう子の話は好感が持てるけど、
    どうも出来過ぎている感じもするので…(苦笑;
    Mirandaが、本当に普通の女の子で、良いところも悪いところも見せてくれたのが
    とても良かったです。
    表には出さないけど、お母さんに対する想いや親友のSalを恋しがる彼女の姿に
    ウルッときちゃいました(涙

    なんとなく、Sharon Creechの作品を思い出しました。
    細かいエピソードが最後にまとまっていく描き方も似てるし
    この作者の別の作品も読んでみたいなぁっと♪

  • YL:4.5
    語数:39247

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