When You Reach Me: (Newbery Medal Winner) (Yearling Newbery)
- Yearling (2010年12月28日発売)
- Amazon.co.jp ・洋書 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9780375850868
感想・レビュー・書評
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不思議なメモの謎をとくように進んでいくお話。
興味深く評価も高めので読んでみたけど
なかなかページがすすまなかった。
会話調で話がすすみ、読みにくいのもあったけど
最後まで読んで謎がとけても、
あーーそういうことねーー
という感じでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
YL: 4.1
39,247語 -
主人公の少女は、図書館で借りてきた本のページに、奇妙な小さなメモが挟まっているのを見つける。それが“YOU”から少女への最初のメッセージだった、、、
「君の友達と私を救いに行く。私に手紙を書いて欲しい。」“YOU”とは誰か??友達を救うとは??
それから何度か少女の周りで発見される謎のメモ。時に、ぴったり未来のことを言い当てていたり。この謎めいたメモの真実を解いていくのが、この物語の主軸で、最後には、なるほどなって、なりました。よくできているな、と。それだけでも、面白いお話なのですが、ストーリーの中には、10代の少女が経験する、色んな体験や感情が盛り込まれていてストーリーに深みを与えています。女同士のちょっと複雑な友情や、異性への関心の芽生え。嫉妬や執着やコンプレックスのような感情。少し切なく残る読後感。まさにYA小説!という感じです。(本作は優秀な児童文学に与えられるニューベリー賞の2010年度大賞作。)
種明かしを少しすると、「タイムトラベル」が、この話しのキーになっており、それゆえに、話が少し前後したり、謎を強調しようと思わせぶりな表現があったりと、少し英語では読みずらかったです。また10代の少女の目線で書かれているので、タイムトラベルについての解釈もまた少女目線で、簡単な事が複雑に書かれていたり。その点も読みずらかったです。この作品を読むのは2度目ですが、最初のような謎が解かれる楽しみはなかったものの、作者の意図した伏線を楽しんだり、より繊細な心の描写を楽しめたりと、2回は読むのがおすすめです。 -
To be honest with you, when I finished reading at first, I was kind of questionable since I didn't catch all the clues which the author left on the book. However, after rereading some parts, I could somehow image the whole picture. Still some questions are left though, such as can the 12-years-old kid work in the sandwich place or not. But it is okay, this is a SF-ish book, and also the setting is in 1979, New York. Anyhow, I read the half of book slowly and didn't pay much attention on it since I didn't like the first half. However, I could not stop reading other half of it just for 2 days. Love it. Unfortunately, I have to return the book soon, so maybe I will be challenging to read this book again next time if I had a chance. Anywho, I've learned from this book that I have to focus more on when I read SF or mystery.
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なんとなく不思議な感じで進む話。
非現実要素はあるけど、受け入れられる範囲内。
子供たちの日常の様子が新鮮で良かった。 -
Kindle版購入。
読む順番待ち中ってところか? -
39247words
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ニューヨークにお母さんと二人で暮らす小学六年生のMiranda。
ある日、彼女の周りで不思議な出来事が起こるようになります。
突然、彼女と目も合わせてくれなくなった幼馴染のSal、
学校帰りにSalを殴ったMarcus、Sal以外で初めてMirandaが友達になったAnnemarie、
通りのポストのところに居座るホームレス、クイズ番組への出場が決まったお母さん。
そして彼女の元に届くようになった、未来の出来事が書かれた不思議なメモ…。
様々な出来事の断片が、ストーリーが進むにつれてパズルのピースのように合わさって、
少しずつ謎が解かれていきます。
主人公が、Madeleine L'Engle作「A Wrinkle in Time」の大ファンで、
この話にも「A Wrinkle in Time」が深く関わっていると聞いたので、
Mirandaがタイムトラベルするんだと思ってたら…違いました(苦笑
もちろん、タイムトラベルは出てくるんですけど
タイムトラベルについては、分かったような分からないような…;
読了後にもう一度読み直して、確認したくなっちゃいました :p
Mirandaもよく分かってなかったので、基本主人公が分からないことは、
(難しい単語とかも)分からなくても良いってことにしました(爆
英語は難しくないですが、ストーリーが時系列で並んでないので、
慣れていない人は、最初混乱するかもしれません…。
初めの方は結構、淡々としていたんですが、
謝りたい時に謝れなかったり、大事な時に上手く感情を表現できないMirandaに
共感してしまいました。
もちろん、そういうことができちゃう子の話は好感が持てるけど、
どうも出来過ぎている感じもするので…(苦笑;
Mirandaが、本当に普通の女の子で、良いところも悪いところも見せてくれたのが
とても良かったです。
表には出さないけど、お母さんに対する想いや親友のSalを恋しがる彼女の姿に
ウルッときちゃいました(涙
なんとなく、Sharon Creechの作品を思い出しました。
細かいエピソードが最後にまとまっていく描き方も似てるし
この作者の別の作品も読んでみたいなぁっと♪ -
YL:4.5
語数:39247