- Amazon.co.jp ・洋書 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9780380709168
感想・レビュー・書評
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YL: 4.5
19,994語
総語数:2,631,912語
総冊数:302冊 (2014.5.9/9歳9ヵ月)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
○あらすじ
Quimby家の大黒柱、お父さんが失業してしまいます。
その日から、フルタイムの仕事に変えたせいでお母さんはいつも疲れているし、
お父さんは新しい仕事が決まらず、不機嫌。
お姉ちゃんのBeezusは思春期で、お父さんと言い争いを始める始末。
Ramonaは、どうにか皆の笑顔を取り戻そうと頑張りますが…。
(あらすじは参考程度でお願いします。)
☆感想☆
Ramonaのお父さんは、
これまでのシリーズにはほとんど出て来ないので、
どんな人なのか分からなかったんですが、
普段は、面白くて、優しいお父さんみたいです。
ただ失業したせいもあるのか、
今回の話の中ではちょっとイライラしたり、頑固な部分を見せたりします。
失業が主題のせいか、全体的に重い空気に包まれていますが、
ところどころにRamonaらしさが散りばめられていて、
クスッと笑わせてくれる作品でした。
お父さんが失業する話というと、
American Girls CollectionのKitシリーズを思い出すんですが、
時代が違っても、子どもの悩みは同じですね。
ただ、もう少しRamonaらしい派手さが欲しかったなぁっと。
まぁ、もうRamonaも二年生なので、
昔のような大胆な(?)行動はとらなくなってきて、
このまま丸くなってしまうんじゃないかと、少し心配です(苦笑 -
語数:19,994
お父さんが失業しちゃいます。
優しかったおとうさんですが、仕事がなかなか見つからず
毎日家にいて不機嫌になります。
そのせいで家族の心も少しずつ、バラバラになっていきます。
難しいことは分からなくても、家族の微妙な雰囲気を察し、
小さい心を悩ませているラモーナ。
お父さんに早く仕事が見つかりますように、
家族がまた幸せに笑えるようになりますようにと
不安を抱えながら、祈っているラモーナの姿は心打たれます。