Someday Angeline (Avon/Camelot Book)
- HarperCollins (2005年8月30日発売)


- Amazon.co.jp ・洋書 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9780380834440
感想・レビュー・書評
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中盤まで退屈な印象だったが、後半に入ってからは読み進めずにいられなかった。不安定な心情描写があいかわらずうまい。ラストの方で『死んでしまうのか?』とびくびくしたが、後味のいい終わり方でほっとした。水族館での描写は自分も入り込めるような心地よさだった。27,555語。総語数1,618,531語。祝・160万語通過。
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英語のダジャレや見慣れない魚の名前が出てきて、洋書多読ビギナーには少し大変かもと思いました。
以下、自分用の英語での感想文。
Angeline who was eight years old was smarter than her father, but she did not care about that. She wanted to be hugged by the father. On the other hand, he was too much concerned about the knowledge gap. They did not notice the mutual understanding, but her teacher solved it. I was glad for them to live together happily. -
[図書館]
読了:2012/12/13
27555
ラスト、事件が起こって一気に物語がたたまれていくのは少し物足りなかったけど、登場人物みんな味があって好きになった。特にGary。この子がいたからAngelineの日常は変わっていったのだよね。
AngelineとAbelがMr. Boneと初対面する場面はすごい笑えた。ラスト近くはじわっと来た。
文章もすごく読みやすかった。軽妙かつ場面が目に浮かぶように書ける。
絶賛される児童作家であるのが分かった気がした。 -
YL4.0-5.0 / 32,407w
Someday Angeline #1 -
多読お勧め本として紹介されてたので購入。
頭よすぎて周囲から浮いてるAngelineが、前に読んだRoald Dahlの本に出てくるMatildaに似てると感じた。
ただちょっと私にはこのAngelineの思考パターンというか行動パターンがいまいち理解できなくて、感情移入しにくかった。
むしろ優秀な娘の能力をもっと伸ばしてあげたいと思ったり、反面ゴミ収集という自分の仕事に劣等感を持ってしまったりするAngelineのお父さんの心情がよくわかってもどかしいというか。
大人の目線でしか読めなかったってことかも(汗
まあ最後は丸く収まるのでよかったよかった。
Angelineが水族館に行ったり海に行ったりするので、やたらと魚の名前が出てきて、それがまた語彙不足の身としては難しかったけどまた読み返してみたい作品ではある。 -
YL4.0-5.0 語数27555w 天才ゆえに、どこか孤独な8才のAngeline。
水族館に通いつめたり、心を許したGary, Mr.Boneの二人とジョークでやり取りする場面などに感情移入しながら、おもしろく読めた。ゴミ収集のお父さんと仕事仲間のGusもいい感じ。最後にいくにつれて、そんな展開が待っていたなんて。予想外だった。もう一度読みたい。 -
○あらすじ
Angelineは頭が良いところ以外、
精神的には年相応で、少し泣き虫なところがある女の子。
でも頭が良いことで、友達もできず、お父さんすら彼女に遠慮がちで、
“天才”の彼女を育てることに自信を持てずにいる。
でも、彼女はゴミ収集車の仕事をしているお父さんが大好き。
ある日、学校でいつもジョークばかり言っているGaryと、
彼の担任のTurbone先生に出会って…。
(あらすじは参考程度でお願いします。)
☆感想☆
この表紙、横目で見ると(?)魚がチカチカするんですが…
それって私だけでしょうか?(苦笑
これまで読んできたSacharの作品からすると、
インパクトは弱い気がするんですが…
天才の子供を持ったことに戸惑って、会話すら上手くできず、
娘に自分のようにはなってもらいたくないと思うお父さんと、
そんなお父さんを誇りに思って、真似をしたいAngelineの
気持ちのすれ違いがよく描かれている作品だと思いました。
とにかく会話が面白くてw
GaryやGusのジョークに始終、笑ってしまいましたww -
[ 内容 ]
子どもの切ない思い、誰もが経験したような、はがゆさ、そして小さな幸福、といったものがうまく描かれていますね。
[ 目次 ]
[ POP ]
洋書に限らず読書を長続きさせる一番のコツは本が好き!本を読みたい!という熱意ではないかと思います。
そういえば、「続日本人の英語」「なぜ日本人は英語が下手なのか」の中で、マーク・ピーターセンは、中学校、高校のテキスト採択は、日本語で授業をやりやすいものが選ばれる確率が高かったこと、映画の字幕スーパーも間違っていることがあると言い、英語を習得したかったら、日本語から離れること、心から面白いと思っている英語に没頭すれば、その英語は必ず自分の体の一部となる、本当に夢中になれば、後はどれだけ時間を積み重ねるか、などを述べていました。
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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