Someday Angeline (Avon/Camelot Book)

著者 :
  • HarperCollins
3.74
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本棚登録 : 102
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780380834440

感想・レビュー・書評

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  • Angelineは天才児、8歳だけど六年生にスキップしています。
    普通の天才と違うのは、生まれる前(前世?)からの
    知識があること。

    3歳の時にお母さんを亡くし、
    ゴミ収集車の運転手をしながら、
    お父さんは娘の才能を伸ばそうと難しい本を与えたり、
    娘と何を話せば良いのか分からず空回りしています。

    Angelineは本当は子供らしいジョークが好きで
    お父さんの仕事を尊敬しているのに
    お父さんは将来自分のようになって欲しくなくて
    なかなかゴミ収集車に乗せてくれません。

    魚の名前がたくさん出てきて、ほとんど分かりませんでしたが、
    (日本語でもほとんど知らない)
    文章は易しく、読みやすかったです。

    唯一の親友GOONやその担任Mr.Boneとの会話が微笑ましく、
    恋するお父さんが可愛らしかった!

    26冊目 27,555words YL4.5
    total 430,763words

  • [図書館]
    読了:2012/12/13

    27555

    ラスト、事件が起こって一気に物語がたたまれていくのは少し物足りなかったけど、登場人物みんな味があって好きになった。特にGary。この子がいたからAngelineの日常は変わっていったのだよね。
    AngelineとAbelがMr. Boneと初対面する場面はすごい笑えた。ラスト近くはじわっと来た。
    文章もすごく読みやすかった。軽妙かつ場面が目に浮かぶように書ける。
    絶賛される児童作家であるのが分かった気がした。

  • ○あらすじ
    Angelineは頭が良いところ以外、
    精神的には年相応で、少し泣き虫なところがある女の子。
    でも頭が良いことで、友達もできず、お父さんすら彼女に遠慮がちで、
    “天才”の彼女を育てることに自信を持てずにいる。
    でも、彼女はゴミ収集車の仕事をしているお父さんが大好き。
    ある日、学校でいつもジョークばかり言っているGaryと、
    彼の担任のTurbone先生に出会って…。
    (あらすじは参考程度でお願いします。)

    ☆感想☆
    この表紙、横目で見ると(?)魚がチカチカするんですが…
    それって私だけでしょうか?(苦笑

    これまで読んできたSacharの作品からすると、
    インパクトは弱い気がするんですが…
    天才の子供を持ったことに戸惑って、会話すら上手くできず、
    娘に自分のようにはなってもらいたくないと思うお父さんと、
    そんなお父さんを誇りに思って、真似をしたいAngelineの
    気持ちのすれ違いがよく描かれている作品だと思いました。

    とにかく会話が面白くてw
    GaryやGusのジョークに始終、笑ってしまいましたww

  • [ 内容 ]
    子どもの切ない思い、誰もが経験したような、はがゆさ、そして小さな幸福、といったものがうまく描かれていますね。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    洋書に限らず読書を長続きさせる一番のコツは本が好き!本を読みたい!という熱意ではないかと思います。
    そういえば、「続日本人の英語」「なぜ日本人は英語が下手なのか」の中で、マーク・ピーターセンは、中学校、高校のテキスト採択は、日本語で授業をやりやすいものが選ばれる確率が高かったこと、映画の字幕スーパーも間違っていることがあると言い、英語を習得したかったら、日本語から離れること、心から面白いと思っている英語に没頭すれば、その英語は必ず自分の体の一部となる、本当に夢中になれば、後はどれだけ時間を積み重ねるか、などを述べていました。

    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • YL 4.0-5.0   27,555語

    つらい事や、いやなこともある学校生活、それぞれの思い・・・。
    登場人物の心の描写が心を打つ物語でした。

  • 孤独な天才Angelineと、お父さん。どうしてもすれちがってしまう悲しい二人。

  • YL:4.0〜5.0
    語数:27555

  • Sacharの本二冊目。HOLESに比べるとやはり深みには劣るけど、それでも納得のエンディングと、読んだ後の気持ちよさは健在。

  • 毎日塩水を飲んでクラスAngeline、海からやってきたかと思わせるストーリー展開です。子供をおとしめる先生と救う先生・・・。さすがSachar、あっという間に読み終えてしまいました。

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