Welcome to the Monkey House: Stories
- Dial Press Trade Paperback (1998年9月8日発売)
本棚登録 : 18人
感想 : 1件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・洋書 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9780385333504
感想・レビュー・書評
-
アメリカ最大の風刺作家(satirist)と言われるカート・ヴォネガットの短編集で、デビュー作である1950年のReport on the Barnhouse Effectをはじめ26の短編が収録されている。
と言っても、全然この作家のことも知らなかったが、マイケル・サンデルの『これからの正義"話をしよう』を読んでて、Harrison Bergeronの話が出てきて、面白そうだったから原書を読んでみようと思って読んだ。面白かったのは、やっぱりHarrison BergeronとかタイトルにもなっているWelcome to the Monkey House、Unready to WearはSFで、おれ好みの設定で面白かった。読みやすかったのはLong Walk to Foreverで、仮定法の教材に使えるんじゃないかとか思った。他にAll the King's Horsesはスリリングだし、D.P.はいじらしい子どもがかわいいと思ったりして、楽しめた。でも英語はそんなに易しくなく、結構集中して読んでなくて、出だしでつまずいてしまったものもあった。日本語訳も購入したので、それも後で読んでみようと思う。(15/03)詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示