- Amazon.co.jp ・洋書 (576ページ)
- / ISBN・EAN: 9780385347778
感想・レビュー・書評
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Audible。 ナレーターはJulia WhelanとKirby Heyborne。
フィンチャーの映画版は公開時に見ているので、「仕掛け」は知っているだけに、読むかどうか正直迷ったのだけど、最近ネットで「なぜエイミーに思わず共感してしまうのか?」論を見かけたりしてふと思い出し、程よく忘れているんじゃないかなと思って読んだ。
とはいえもちろん印象的なプロットは覚えているし、正直最初はエイミー役のロザムンド・パイクの印象が強く、Audibleで最も信頼しているナレーターの一人であるJulia Whelanながら声の演技に違和感があった。
小説の方が映画では削られたディテールがあったりニックの一人称語りがあるので映画よりはニックに共感できる(瞬間もある)のも面白かった。
主役二人とも全然likableではないのだけど、こんなやつどうでもいいわとは思わせないぎりぎりの興味深さと、心理ミステリというジャンルもあってぎりぎり信じられるリアリティラインを保っているのが見事だし、最近読んだいろいろ詰めが甘いページターナーとは格が違いました。これをあの映画用の脚本に書き換えたのもすごいし、著者の書き手としての力量がうかがわれます。
エイミーとは絶対に友達になれないしなりたくないんだけど、有名なクールガールの下りではやっぱり膝を打ってしまうし、ニックは勝手な男だけど、よりミソジニスティックなお父さんのようになりたくないと思うがゆえの自分を客観視する視線があったりして見捨てずに最後まで読めるし、キャラクターが一面的ではないのが魅力的でした。
映画を見たときにも思ったけど、結婚している人が読んだら印象が違うんでしょうね。
★3.8くらい。 -
心理的な怖さがある小説。後半はどんどん読まずにはいられなかったが、結末があれっ?という感じで少し拍子抜けしてしまった。
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翻訳も映画も見ずに挑戦。
途中で止められなくなるほど面白い!と聞いていただけあって、英語でも挫折せずに読み切れた。次々と新しいカードが切られ、最後まで形勢逆転が繰り返されるので、とにかく飽きない。どうなるどうなる、とハラハラしながら読み切って、最後の落としどころに「うわあ…」と無言になる。そんな感じ。
ところでこのタイトル、もう結婚している大人の女を「Girl」と呼ぶのってどうなのよ、と思ったけれど、そういえば日本でも、いい年した大人の女性を「〜女子」と呼ぶのがすっかり定着しているのだった。これって日本独特の感性ってわけじゃなかったんだ、というのが、自分の中ではかなりの驚きだったのだけれど、もしかして、英語の字幕や翻訳では、ズバリ「女子」って訳されていたりするのだろうか。
たとえば「Gone Girl」は「失踪系女子」?「系」はいらない気がするけど「失踪女子」じゃ語呂が悪いし「いっちゃった系女子」じゃ、別の意味の「いっちゃった感」にすり替わってしまいそう。難しい。
いずれ、映画か翻訳で答え合わせ?してみようと思います。 -
こ、こわかったー。予備知識なしで読んだので、前半??だったのが、後半、読み終わるまで家事放棄だった。
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評判どおり面白かったが,背筋がぞっとするような恐ろしさは無かった.ミステリーの読みすぎで慣れてしまったのかも.