Random Walk Down Wall Street: The Time-Tested Strategy for Successful Investing
- W W Norton & Co Inc (2007年12月30日発売)
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- Amazon.co.jp ・洋書 (455ページ)
- / ISBN・EAN: 9780393330335
感想・レビュー・書評
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株式投資理論のバイブル。翻訳版は『ウォール街のランダム・ウォーカー』。
効率的市場仮説に基づき、投資家が長期にわたって市場を出し抜くことはほぼ不可能であるから、市場に従いつつ、リスクを軽減することが重要であると説く。すなわち、ポートフォリオによる分散投資とドル・コスト平均法に基づく株価変動の中和化を行うことなどによって、長期的に最も高い期待利回りが得られることを事例と理論で説明する。
新しい版では、最近の行動ファイナンス等の進展による新しい視点も取り入れている。
書いてあることは至極まっとうで、ファイナンス理論を学んだ人には特に目新しいものはないが、株式投資をされる方は(考え方として)一応知っておいた方が良いと考えられる。もっとも、この本を読んで納得してしまうと、株式投資に対する興味自体も薄れるような気もする。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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