The Little House (Sandpiper Books)
- HMH Books for Young Readers (1978年4月26日発売)


- 本 ・洋書 (44ページ)
- / ISBN・EAN: 9780395181560
感想・レビュー・書評
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邦題「ちいさいおうち」の原書版です。
3歳の息子には文章の内容も長さもテーマも難しすぎるのですが、何とか通して読み聞かせました。当初息子は表紙絵の"Little House"を電車と思っていたようで、読み始める時に(電車じゃないとわかって)モチベーションが下がるのではと心配しましたが、同じイラストの背景が時系列によって変化していく、まるでダマし絵(間違い探し)のような絵本の作りで、それほど退屈しないで済んだようです。
常に理解できなくても本文は音読し、子どもにはそのページの特徴的なところを「ほら(面白い)!」といった感じで興味を惹かせたり、特定の単語だけ仕込んで参加を求めるやり方で読むのですが、今回は「おうちさがし」。ページをめくるごとに変化する背景の中、「Where is the Little House?」とひたすら問いかけ、いくつかのトピックスを投げかけます「おうちの窓が割れてる…」などと。
Sheと称されたLittle Houseが、最初のページで紹介された通り、最後にはその子孫によって再び慈しめられ、恐らくその後も愛しめられていくであろう終わりかたには、何ともいえない慕情のような気もちを呼び起こさせられました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
YL2.5 / 1335w
43冊/56,271w -
聞き読みに良いかも
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邦題 : ちいさいおうち
ある片田舎に建てられた小さな家。時が経つにつれ、そこは田舎から村へ、村から町へ、町から都市へと成長していく。
かつては人が住んでにぎやかだった小さな家も、都市が成長すると共に誰も住まなくなり廃屋に。
小さいお家は、田舎がなつかしくてたまらない。
おー、こういう時間経過モノのお話は、読んでて切ないです。
(でも土地の値段のことばっかり気になったのは私だけではないはずだ~) -
とってもかわいらしい小さな家のお話。
春夏秋冬そして昼と夜のなにげない当たり前の変化がとてもステキ。
家は、誰かが住んでいるから、誰かがお世話をしているから家で、住人にとってのHOMEであるからこそ初めてその意味をなすんだね。 いくら周りが変わろうが、HOMEは変わらないのが一番!暖かくて、静かで、ゆったりと時間が過ぎていくのが幸せなことなんです。 -
私(母)が子供の頃、大好きだった絵本です。 最後、ホッとしたのを覚えています。
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本屋さんで見つけて、
図書館でも何度か見てたんですが、やっと借りてきました。
どんな話かも知らなかったんですが、表紙が可愛かったのでw
田舎に建てられたthe Little House。
昼間はお日様を眺め、夜は星や月を眺め、
四季を感じていた彼女のところにも都会の波が押し寄せます。
私自身、ちょっと街中から離れてはいますが、
一応、都会に住んでいるので、
田舎から都会への移り変わりってあんまり分からないんですけど…
やっぱり、どんどん空の色が灰色になっていくのは嫌ですね;
絵がすごくきれいで、文章まで踊ってて素敵な絵本でしたw -
語数[1,374] YL1.1
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小さい頃読んだ本の中で一番印象に残っている絵本です。絵が綺麗でかわいいのに、小さいお家が周りと共に変化していく様が哀しかったです。
引越しの際に行方不明になってしまったので、本屋で英語版を見つけた時は狂喜乱舞でしたw
それにしても、いつ読んでも良い絵本だなー(*´Д`)=3 -
いわずと知れたバージニア・リー・バートンの名作絵本「ちいさいおうち」
Virginia LeeBurtonの作品





