When Breath Becomes Air

著者 :
  • Random House
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本棚登録 : 22
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780399590405

感想・レビュー・書評

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  • 久々にこれしか読みたくない!モードに入った本。
    表紙はなんとなく見たことがあったけどルセラのユンジンがおすすめしていたため急遽購入。
    36歳で脳神経外科の医者として研修していたPaulが体調を崩して肺がんを患ってしまう話。
    前半は学生として勉強していたころから現場で働く中での気づきを入れている。もともと文学の専攻もやっていた関係で哲学的な考え方で医療と向き合っていることが面白かった。
    また後半はガンが発覚して医者という立場から患者に変わってしまう違和感、子どもを作ることにしたり、病院で起こること、そして急に終わる感じがめちゃくちゃリアルだった。
    最後はepilogue として妻のLucyからの視点を少し綴っているが、Paulが書いていない辛い部分についてや亡くなった後に周りがどれだけ辛かったのかなどをまとめていて電車の中で読むものではなかった。
    ちょっと単語が専門的すぎて付いていけないところあったが、めちゃくちゃ面白かった。

  • 哲学的な話になると難しくてよくわからなかったけど
    作者の無念な気持ちが伝わってくるようだった

  • 読む前に期待し過ぎたせいか、それとも耳読書で聴き流してしまったせいか…あまり感情移入出来ないまま終わってしまった。癌患者としての視点よりも、医師としての視点からの語りが大半だったし、本のほとんどが自分の生い立ちや、研修医を卒業するまでの過程の描写に割かれてたからかなぁ。たぶん、「癌を申告されてから死ぬまでに悟った、人生においての教訓」みたいなのが、順番にクリアに記されているのを勝手に想像し過ぎてたんだと思う。ネットでのレビューが良いだけに、共感し損ねた自分が冷酷なんじゃないかと思ってしまう…ううう。でも、癌を宣告された後も、そして病状が悪化していく中でも、それでも医師として手術を続けたり、妻と子供をつくる決心をしたりというのは純粋に凄いと思った。

  • 前半は、著者の半生に焦点が置かれ、文学的な難しい英語表現が多く、なかなか引き込まれることがなかったが、後半、特に終わり頃には、涙なしでは読めなかった。

  • This is a memoir of a doctor who had a late stage cancer at the young age of 36 years old. He knew many people's death, but he never gave up, thought, and continued to move forward. You could feel the dignity and sparkle of the life from his story.

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