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- / ISBN・EAN: 9780439317153
感想・レビュー・書評
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心に傷を負った馬を癒すAmyと、Amyを支える姉のLouは、両親が離婚してから父とは長年会っていませんでした。
特にAmyは小さすぎて、父の顔も父との思い出も覚えていません。
父との再会がやっと実現するのですが、あれほど会いたがっていたLouは元気がありません。
Amyは父との再開に戸惑い、大好きな馬の仕事に没頭します。
Jo-annの馬が抱える問題が明らかになるにつれ、Louの問題も明らかになってきます。
AmyとLou、二人はどのようにこの問題を乗り越えていくのか。
今回もいい内容でした。
この本について、アメブロでも書いています。
http://ameblo.jp/waremoko-tadoku/entry-10189732022.html詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
エイミーが世話をしている馬ロージーは問題を抱えていて、原因がわからずにいた。
そのロージーに手をとられているというのに、エイミーは、ジョー・アンという少女の馬の世話まで頼まれてしまった。
時々ジョー・アンの言うことをきかない彼女のポニー、フェザー。
ジョー・アンの母は娘にポニーを手放すように言うのです。
エイミーはジョー・アンがフェザーを手放さないで済むように教えることができるのだろうか?
一方、母と離婚をした父がハートランドへやってくることになっていて、エイミーは落ち着かない。
小さい時に分かれていらい顔も合わせていない父、自分たちを捨てて行った人なのだと心から許せていないエイミー。
ところが、姉のルーはとても父に会いたがっていた。ルーにはやさしかった父の思い出がはっきりと残っていたからだ。
姉妹二人の父に対する思いの違い、すれ違い。
長く会うことがなかった父と娘たちはすぐにはうちとけることも難しく。
娘(姉妹の母)につらい思いをさせた張本人と顔を合わせることも嫌がるおじいさん。
と、人間模様も複雑になってきます、ティーンものになると。 -
とうとう、お父さんがHeartlandを訪ねてくる日が来ます。
おじいちゃんは友だちの家に行ってしまうし、Amyも会いたくなくてたまりません。
これが最初で最後だと自分に言い聞かせて、Louのためにしぶしぶ会うのですが、お父さんと自分の、馬に対する共通の思いに気づき戸惑います。
一方、あれほど心待ちにしていたはずのLouの様子がおかしいのです。
一巻の事故からずっと引きずってきた、家族の過去とそれぞれの問題が、やっと一段落して落ち着いた感じ。
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YL:4.5〜5.5
語数:37867 -
Heartland第8巻。Heartlandについにアノ人がやってきます。