- Amazon.co.jp ・洋書 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9780440122142
感想・レビュー・書評
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2014/12/17
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Lexile指数: 570
ATOS Level: 3.7
Word Count: 50229
SVL11: ante, arson, beacon, birch, botch, bounty, clamp, clandestine, clientele, clot, coalesce, collateral, cooper, crap, crumple, debacle, dour, duct, embodiment, euphemism, exhale, fiddle, flurry, funk, graft, grope, grunt, handcuff, harry, homicide, hunch, inhale, jab, lore, mason, maverick, mole, nudge, ooze, perimeter, perk, perky, plaza, plush, plywood, poised, pseudo, recalcitrant, regal, relinquish, sag, sanctity, scalp, seep, shingle, smirk, snarl, sputter, squeal, squint, squirm, stave, swagger, thwart, torso, translucent, uproar, veer, whack, whine, whore, wobble
SVL12: appraise, bunk, canteen, cleave, compost, coop, crease, decrepit, dung, evict, flail, flinch, foyer, groin, hoarse, impassive, lunge, mirth, municipality, muzzle, overtone, padlock, pathological, pheasant, pompous, promiscuous, purr, ruffle, rummage, scuffle, seclude, shin, sinew, smolder, squat, stow, stubble, thrifty, turnpike, unequivocal, vouch -
職場に来られた英語の達人の方に教えていただいた作者を、恥ずかしながら知らなかったため、さっそくこの作者の屈指の名作と知って購入。
短文で、はぎれがよく、読者を飽きさせない語り口にすっかりはまってしまった。ペーパーバックにしては短く、約200ページで読み終わるのも手軽でよかった。日本で育った私には見慣れない口語が出てくるので、それを調べるのも面白いのかもしれない(この種の本は風呂で読んでいるので残念ながらわからない部分は飛ばして読んでいるのだが…)。
ボストンの探偵スペンサーが、両親からneglectされたポールを厳しくもやさしい愛情で、自立へと導いていくプロセスが描かれる。その間に探偵として、両親が子どもを駆け引きの材料にしていたことを暴き、それを2人に追求していく。子どものポールにしてみれば、両親に対する複雑でやりきれない感情がうずまくだろうが、それでもひたむきに、ポールはスペンサーに励まされながら、自分の人生を引き受け、未来への扉を開けていく。スペンサーの妻スーザンも、夫の行動に徐々に理解を示していくところも心が温まる場面である。料理や情景の記述も詳細で、それだけでの場面を具体的に描きながらストーリーを追っていける。
ぜひ別の作品も読んでみたいと思わせる良作であった。 -
2010/03/27 読了
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YL7.5 50,203語
元夫が勝手に連れ去った子供を返してほしいという依頼
を受けたスペンサーは離婚した両親の間で駆け引きの材
料にされている15歳のポールと出会う。
スペンサーはこの少年を何とか自立させようとするが、
恋人のスーザンは父親役を買って出たスペンサーのこと
を快く思わない。 -
依頼主の子供を自立させるべく鍛えるくだりはロッキー3のよう。Coming of age novelでもある。
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人気のスペンサーシリーズでも特に名作と評判高いこの作品。ボストンを拠点にしているので、おなじみの場所がたくさん登場するのも嬉しい。最後が泣ける。これからのシリーズにも再登場してくるキャラがいるので、シリーズ全体もお勧め。
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ハードボイルド界の名作、ですよね?初めて読んだのだけれど、期待しすぎたかしら。それなりに面白くは読めたけれども。続編も読みたいなぁ(少年がダンサーになった話)と思ったけど、最寄の図書館にはないようなので読まずに終わることでしょう。英語的には割と読みやすかった。