The Client

著者 :
  • Dell
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本棚登録 : 62
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (576ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780440213529

感想・レビュー・書評

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  • アメリカの大学で読まされました。
    教材にしてはすごく面白かった。

  • 「1週間程度で読みました。語彙も平易で読みやすいです」なんて感想が多いグリシャムだが、僕にとって大変ハードルが高い。一気に読めば良かったのですが、毎日15分程度しか読まなかったら、5ヶ月ほどかかってしまいました。

     思うんですけど、グリシャムの本って語彙が難しくないですかね?僕の勉強不足もありますが、それでも英検1級レベルの語彙くらいじゃ、追っつかないレベルです。

     と、僕の英語力不足のせいでこの作品の印象まで悪くなってしまうと困るのですが、最初の50頁と最後の50頁は抜群に面白いです。物語の導入部なんて「うまいなぁ」と思いました。ただ、そこからの中だるみ感が半端ないんですよね。アメリカの司法制度をよく理解していないこともありますが、「なんでこんなに大げさなことになっちゃうの?」と300頁ズーッと思ってました。そんな気持ちで読んでいるので読むスピードも遅くなった(←言い訳)こともあります。
     あとは登場人物がやたら多すぎるのも困ります。ペーパーバックだと、登場人物の概略説明がないので、栞にメモしながら読むのですが、そのシーン1回しか出ない人と、重要人物の差がわからなくなるくらい登場人物が多くて、ちょっと読みにくかったです。

     下記に原書(ペーパーバック)で読む人のために、英語初心者の僕が感じた事を記しておきます。参考になさって下さい。

     (あらすじ)
     主人公の10歳マークは、煙草を吸いに(他の人に見られないように)近く森へ行きます。そこで、ある人物がまさに自殺せんとする場面に遭遇します。その人物から意外な告白を受けたマークは、マフィアに目を付けられ、FBI等からもマークされ困難な状況に追い込まれます。そこでマークは女性の弁護士を雇います。しかも弁護士にマークが提示した報酬はたったの1ドル。それでもこの女性弁護士はマークを「The Client」とし、行動するのですが・・・

     (英語・その他について)
    ①語彙レベルは相当高い(enblazon、nonchalant、reprimandとかが普通に理解出来れば大丈夫です)と思います。また司法関係の単語(subpoena、Your Honorとか)が続出しますので、語彙レベルが低い(僕のような)人や司法関係に疎い人にとっては読みにくいと思います。
    ②先ほど記載の通り、やたら人物が出てきます。ただ最終的には5人程度押さえておけば良いと思いますので、邦訳の小説版を見て、最初に重要登場人物を押さえておいた方が良いかと思います。
    ③熟語等はそれほど難しくありません。あとはどれくらい物語に入り込む事ができるかにかかってくると思います。

     読み終ると、「疲れた。もうグリシャムは良いや」って思うんだけど、暫くすると何やらまた読みたくなる、僕にとってそういう作家です。「The Firm」「The Partner」と本書「The Client」と現時点では3冊しか読んでませんが、「The Firm」が今のところ一番面白かったです。

  • John Grishamは数冊しか読んでいない。これは面白かった記憶。

  • 邦題「依頼人」.
    graded reader で読んだ Pelican Brief が悪くなかったので,読んでみることにした.英語は難しい単語が少ないし,会話がとても多いので読みやすい.Penguin Readers の level 6 が読めれば,難なく読めるレベル.
    内容は典型的な娯楽小説.悪いわけではないのだが,登場人物が数人を除いては妙に平板で,特にマフィアたちの描写があまりに類型的で笑ってしまうくらい.というわけで実は途中であきてしまった.560ページはこの内容にしては長すぎる.たぶん映画や2時間ドラマでみるのにちょうど良いくらいの内容.

  • Grishamは本当に期待を裏切らない。読者を最後まで楽しませてくれる。スリル・感動・現実描写と心情描写の見事なバランス…。今回は断続的に読むことになってしまい集中して短期で読むことはできなかったが、それでもプロットがしっかりしているために、以前に読んだ内容がすぐ思い出せる。イメージが映像のように頭によみがえるのだ。年の離れたclientとlawerの友情が精緻なタッチで描かれる秀逸作品。

  • I like novels of John Grisham.
    They are easy to read because it's wrote by relatively plain English.
    Though "The client" was so-so, the best one for me is "A Time to Kill" which is his first book.
    In his story, Grisham always hits me with a subject that most might not like to discuss (e.g. child rape and negro segregation).

  • John Grishamの作品はこれで2作目。
    弁護士やら司法系のサスペンスを一貫して書かれていらっしゃる人ですが、思いのほか読みやすい。会話が多いからでしょうね。
    さらに言うと、今作は主人公が11歳の少年ということもあってか、会話自体も難しい言い回しなんかが少ない。ストレスなく読めるってのはいいですね~。
    内容はそれほど二転三転したり、どんでん返しの展開があったりというわけではなく、淡々と進んでいきます。ハラハラさせられるというかは、主人公の少年がこれからどういう選択をし、どう生きていくのか、という展開を楽しむ感じです。
    英語の小説読んでて、そろそろ大作に挑戦してみようかな、と思っている方にオススメのレベルだと思います。

  • John Grisham は、好きではないのだが、なぜか読んでいるではないか。

  •  YL7.5 140,000語

    Markは母親と弟とトレーラーで暮らしている。
    ある日、煙草を森の中で吸っていてマフィアの弁護士の
    自殺に遭遇してしまう。車の中でMarkはこの弁護士から
    ある重大なことを聞いてしまう。
    一瞬の恐怖で弟は精神的ショックを受けて病院に入院し、
    この弁護士が生きている最後にあったMarkに警察やFBIは
    興味をもつ。が、身の危険を感じるMarkは証言を拒み、
    弁護士に弁護を依頼する。

  • 映画「依頼人」原作。でも、やはり評決の時が一番かな。

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