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- 本 ・洋書 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9780440220459
感想・レビュー・書評
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母の愛は強し、しかし、行き過ぎればそれもまた犯罪…。相変わらずWinはいい味。これほど自己完結している人も珍しいほどで。
人物がだいたい出そろって今まで信じられていたシナリオがどんなものだったかわかった時点でトリックが わかってしまう。もう少しわかりづらくして。ですから結末の意外性という意味に於いては面白くはない。「だからさぁ、まだわかんないかなぁ。それ以外ないでしょう」と心の中でMyronにつぶやきながら読んでいた。早く次を読んでこの2人がくっついたなれ初めなど知りたいものだ。テニスが今回のスポーツだが、スキャンダラスな英才教育などどこまで本当か、とは思うけれど面白かったよ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マイロン・ボライターシリーズの2作品目。プロテニス界を舞台に殺人事件が起きる。マイロンは相変わらずかっこよく、会話にもウィットがあり、3つの事件の関連性に気付き、本質を探っていく。ただ、ハーラン・コーベンの初期の作品だけに、プロットに多少ほつれがあるのが気になった。上院議員の息子を殺して警官に射殺されたカーティスという少年の写真を見ていないというのは筋が通らない。マスコミに大きく取り上げられた事件だし、その資料を散々見ているのに、犯人の写真が新聞に出ていないはずは無く、最後のほうになってやっとある人物との共通性を発見するのは、少々ご都合主義的だった。1996年頃の有名テニスプレーヤーの名前が多く登場するのは、とても懐かしく感じ楽しめた。
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