- 本 ・洋書 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9780440222682
感想・レビュー・書評
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<あらすじ>
元NBAのバスケットボールプレーヤのマイロンは、怪我が原因で現役を引退したあと、スポーツエージェントとして活躍している。そんなマイロンにドラゴンズのオーナーであるClipからGregの行方を捜して欲しいという依頼が来る。依頼を引き受けたマイロンは、内部調査のためNBAのバスケットボールプレーヤとして、カムバックすることになる。果たしてマイロンは無事にGregを発見することができるのか。
<読みやすさ>
読みやすさレベルは6.7位でしょうか。文章は簡単なんですが、難しい単語がちょっと多かったです。また、役者の名前や歌手の名前といった固有名詞にも苦労しました。ただ、本筋とは関係ない部分なので、無視してもストーリーを楽しむことができます。
<感想>
今回も最後まで真相はわかりませんでした。真相が書かれている文の3行前になってはじめて気づいた有様です(^^;)伏線がしっかりあるので、わかる人はもっと前にわかると思います。そして、今回は、謎解きだけじゃなく、マイロンが過去との決別できたことが印象的でした。
あと、友人のWinは相変わらず格好良すぎです。このシリーズのいいスパイスになってますね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前回の希望をかなえてくれたのか、今回犯人が最後までわからなかった。愛と職業と両方取るにはかなりきわどいこともしなくてはならない、と。それにしてもテロリストという人たちは思想はともかく本当にろくなことをしない。
悪い意味でのマキャべリスト? 結果が得られれば(得られないことの方が圧倒的に多いにも関わらず)方法はどうでもいいのでしょうか。それで多くの賛同者が得られて、自分たちの思想が受け入れられると思っているのでしょうか。どうもその辺が理解できない。北風と太陽のイソップ童話を熟読すべき。ところでクライマックスのウィンは最高。自身のバランスを保つためにもマイロンに「らしくないこと」をさせてはいけないのだ。
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