One False Move (Myron Bolitar)

HarlanCoben

• Dell (1999年5月11日発売)

感想・レビュー・書評

[blueberry27さんの感想 · 2011年9月11日]

今回は重い。このシリーズを通して「人を外見で判断するな」というのはよく言われているのだが、今回はそれがメインテーマ。舞台がアメリカのなので、基本はブラック&ホワイ ト。この国の上流階級のエリートが服を着て歩いているようなWinの別面、太ってあったかな黒人女性の別面、他にも何度も繰返して作者は外面のみで人を判断することの危険性を訴えかける。汚職と取り引きと心なんてどこかに置き忘れて来たと思われている政治家たちですら、別な面を持っていることを知らされる。そして男、と、女も。
このシリーズが刊行されて長く､次作がすぐに読めることをこんなに感謝したことはない。

[monoさんの感想 · 2009年11月6日]

This story made me want to cry. I have been reading Harlan Coben's books lately, this book is the saddest of all for me.
In fact, I liked Brenda more than Jessica, so maybe that's why.

Win was cool as always.