Sisterhood of the Traveling Pants (The Sisterhood of the Traveling Pants)
- Dell Books for Young Readers (2004年5月11日発売)
- Amazon.co.jp ・洋書 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9780440229704
感想・レビュー・書評
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青春ものは苦手だけどこれは楽しかった。4人のキャラが立っていて、風景も映画を見ているみたい。ストーリーが出来すぎな感じがするところも、また、映画みたい。
場面が4人それぞれのエピソードにコロコロ変わって飽きず、続きも気になって一気に読んでしまった。シリーズもので、映画にもなっているみたい(日本語では「旅するジ―ンズと~」)、納得。 -
○あらすじ
生まれた時から一緒に育ってきた
Lena、Carmen、Bridget、Tibbyの四人。
初めて別々に過ごすことになった夏、
彼女たちは、それぞれ体型の違う四人全員にピッタリの
魔法のジーンズを見つけます。
離れても互いの友情を忘れずにいようと、
ジーンズに誓った四人は、それぞれの場所へと旅立っていきます。
(あらすじは参考程度でお願いします。)
☆感想☆
Summer Reading本です。
ずっと前に、邦訳版を読んだことがあるんですが、
当時は、周りの友達と回して読んだりしてました♪
お祖母ちゃん達の暮らすギリシャへ向かった
絵が得意で、美人だけどちょっと臆病なLena、
離婚したお父さんと過ごすためノースカロライナに行く
プエルトリコ人でお尻が大きいのがコンプレックスのCarmen、
スポーツ万能で、とにかく一直線なBridgetは、
サッカーキャンプのためメキシコへ、
そしてドキュメンタリーを撮るのが目標で皮肉屋のTibbyは居残り組。
個性的な仲良し四人組が、
初めてバラバラの夏休みを過ごすことに…。
そこで彼女たちは、恋や新しい友達、家族、
様々な経験をし、それを乗り越えて、また四人の友情を再確認していきます。
どのエピソードも好きなんですが、
私が好きなキャラクターは、何と言ってもCarmenです。
私の友達の間では不評ですが…;
怒りっぽくて、すぐ不機嫌になるCarmenですが、
大好きなお父さんと一緒に過ごせる夏を楽しみにしてきたのに、
実はお父さんは再婚する予定で、もうすでにその家族と住んでいた!
なんて分かった時の彼女の落胆や疎外感、
父親に裏切られたような複雑な気持ちを考えると、
なんか変に感情移入してしまって…(涙
Carmenのエピソードは、もうずっと涙腺が緩みっぱなしでした(苦笑
大体の流れは覚えていましたが、
やっぱり細かい部分は忘れていたところも多かったです。
それに、原作ではBridgetが物凄く積極的で一直線だったりとか、
邦訳版ではあまり感じられなかった(私が忘れてただけ?)部分もあって、
原作で再読して良かったと思いました :-) -
今まで自分の思い描いていたアメリカ人の女の子というのは、主人公の1人であるブリジットみたいな活発なブロンド少女というイメージだったのですが、それがちょっと見直されました。
恋愛に奥手だったり、誰かに対してコンプレックスを持ったり、卑屈になったりひねくれてみたり。悩みは日本人の女の子と変わらないです。
4人の主人公たちが必ずしも完璧な少女ではない、むしろ欠点だらけというのが愛おしいし、誰かしらに必ず感情移入できるのではないかと思います。
ところで、ISBN使って登録したのに、表紙デザインが私の持っているものと違うんですけど・・・? -
英語で読んでみますっ
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オキャン(死語?)な女の子のジーンズに課せられた取り決めをめぐる話…、途中まで読んでるけど、いまだ面白さ発見できず。