Anastasia Again (Anastasia Krupnik Series)
- Yearling (1982年11月15日発売)
- Amazon.co.jp ・洋書 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9780440400097
感想・レビュー・書評
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○あらすじ
ある日、長年住み続けたアパートから
郊外へ引っ越すことを告げられたAnastasia。
彼女は、引越しに猛反対。
だって、郊外の人はピンクのカーラーを巻いて、部屋は統一された家具で飾り、
奥さんたちはお昼にブリッジをして、お隣の旦那さんと浮気したり…
今まで都会で暮らしてきた自分たちが、そんな郊外の人に交われるわけがない!
でも、引越しは嫌だけれど、彼女たちの新居に一目ぼれしてしまった
Anastasia…
隣人は、魔女のような顔をしたおばあさん…
でも、新しい生活、新しい人々と知り合っていくうちに、
郊外の暮らしは彼女が思っていたものとは少し違うようで…。
(あらすじは参考程度でお願いします。)
☆感想☆
Anastasiaシリーズ、第二巻です。
前回読んだ時、苦戦したので、
今回も時間がかかるだろうと構えて読み始めたんですが、大丈夫でした(^^;)
確かに、一巻に登場した難しい単語が今回はほとんど無かったように感じましたが、
たぶん、気持ちも問題な気がしなくもありません(爆
前回は、暑い図書館で読んでいたので、状況的に苦しかったのかも
一巻で10歳だったAnastasiaも12歳になり、
身長は5'7"(約170cm!?)にまで成長しています!!
思春期を迎え、人生が複雑になったことを理由に、
あんなに好きだったリスト作りを止めてしまったAnastasiaですが、
彼女らしいさは健在です(^^)
今回はミステリー小説を書こうと、素敵な表題作りに励んでいますw
今回、テレビや雑誌(愛読書は『コスモポリタン』w)から得た情報を鵜呑みにして、
郊外の住人に偏見を持っているAnastasia。
引越しに始まり、思春期の悩みだったり、
色んなところで思いこみやら勘違い、早とちりをしたり、されたり…。
もちろん、悩んだ時はやっぱりお父さんとお母さんに相談。
今回も二人は自分たちの経験を踏まえてしっかり答えてくれますw
その上、一巻で誕生した彼女の弟、Samは“とある部分”が卓越した二歳児!
でもそれ以外の部分は、まだ赤ちゃんなのでそのギャップが可愛すぎます
一気にお気に入りシリーズの仲間入りしてしまいました(爆詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
7年生に上がる前の夏休み。
突然、郊外に引っ越すことを告げられたAnastasiaは、またまた大反対。
どうして、家族の問題なのに、子どもに相談せずに決めるの!?
どうしてもって言うのなら、私の部屋は塔の上にあるのが絶対条件!
あいかわらず、お父さんとお母さんが良い。
Anastasiaも、前巻より少し大人になった感じで、妄想にも磨きがかかって、また更に楽しい。