To Kill a Mockingbird

著者 :
  • Grand Central Pub
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  • Amazon.co.jp ・洋書
  • / ISBN・EAN: 9780446314862

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  • 読んだのは、キンドル版のこちら↓
    To Kill a Mockingbird (Harperperennial Modern Classics)

    かねてからどこでも「必読書」っぽい扱いなので、「アメリカかぶれ」としても一度読んでみなくては、と思っていて。まあどうせなら英語で?と思って読んでだのだけけど、予想していたより難しかった。長いし。書かれたのが1960年で描かれている時代が1930年代だからなのか、知らない単語も多かったし。人種問題が扱われている、ってことくらいしか予備知識がなかったので、時代背景とかもよくわかってなかったし。しかもしばらく主人公を男の子だと思っていた。。。

    内容は、もっと堅いというかお説教臭さがあるのかと思っていたらそんなことはなく、おもな部分は9歳の女の子の学校や家庭生活の話でユーモアもあって楽しかった。プラス、お父さんが、無実の罪をきせられそうな黒人の被告人を弁護して、という事件もあってなかなかサスペンスフル&感動的。
    お父さんが人間としてすばらしくて。グレゴリー・ペックが演じた映画版も見たい。

    声高に、差別は悪い、とかそういうことを言うんではなくて、読んでいるうちに人種問題や貧困の問題、男女差別の問題などさまざまなことを考えさせられる、という感じで、アメリカの若者の必読書で当然だろうな、と思う。(みんな学校の国語の授業とかで読まされるんだろうか?)
    うまく言えないのだけれど、こういう作品の内容からも、欧米人の、裕福な者、身分の高い者には義務がともなう、っていうノブレス・オブリージュの概念が育つのかな、とか漠然と思ったり。。。

    児童文学版みたいなのがあれば、子どものころに読みたかったなと思う。

    あと、すっごくどうでもいいけど、スカウトが学校のミュージカル?で着た、ハムの衣装、っていうのが見てみたい。食べるハム。ものすごくうまくできていて、脂身とか本物みたいにテラっと光っているという。。。

  • 子供の頃誰もが相手の気持ちを考えなさいと教え込まれてきた通り、主人公も成長と経験を経て大人になっていきます。

    とにかく、登場人物の魅力に虜にされた作品。
    Atticusに注目してみると、男手一人の子育て奮闘する姿は、冷静な普段と違ってとても微笑ましい。

  • ESLのクラスで読まされた。最初の10数ページはかなりしんどいが、それを過ぎれば物語が展開してきておもしろくなる。アメリカ人にとっては「18歳までにかならず読む本」的な本のひとつらしい。

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