The Poet (Jack McEvoy, 1)

  • Grand Central Publishing
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (528ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780446602617

感想・レビュー・書評

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  • 刑事である双子の兄ショーンが死んだ。新聞記者の弟ジャックがその謎を追ううちに、殺人課刑事たちが自殺と見せかけられて殺されている事件が頻発していることが判明する。現場にポーの詩を残していくことから、FBI捜査チームから「ポエット」という名で呼ばれる犯人とは……。
    ジャックとともに事件を追うことになる読者は、マスコミという職業によるずるさや、家族関係による劣等感など、彼の欠点をたくさん見せられる。いわゆる旧来のヒーロータイプの主人公ではない。多くの殺人事件を取材してきたことによる洞察眼だけが、ジャックの武器だ。
    話が進むうちに、ジャックの勘の冴えに感心し、心の動きにほろっとし、少しずつ親しみを増してゆく仕掛けになっている。意外といいやつかもしれない、と。
    そして最後に、読者は犯人がどうやって殺人を犯したのか、ジャックとともに知ることになるのだ。

  • こういう事件ものはあまり得意ではないのですが、読んでみればなかなか面白かったです。特に最後は大どんでん返しの連続で、何がどうしてどうなればそうなるのか、わたしの記憶力のなさがいけないのですが、彼の動機がつかめなくて・・・。^^;
    もうしばらく事件ものはいいかなぁ・・・。

  • 刑事である双子の兄が自殺する。その死の詳細を調べていくうちに疑問を持つ弟で記者であるJack。手がかりを集めていくうちにさまざまな事実が浮かんできて、どんどん展開していきます。
    連続殺人犯によるとみられる殺人事件とその捜査に関わった刑事の自殺。そこにはどんな関連があるのか?

    最後の方は、ノンストップです。登場人物がそれぞれ個性的で面白く、また殺人事件を追っていくという大きな主題に主人公Jackの家族との関係や苦悩なども盛り込まれていて、内容も濃い。

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