The Little Engine That Could: The Complete, Original Edition
- Grosset & Dunlap (2001年7月31日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
- / ISBN・EAN: 8601419690664
感想・レビュー・書評
-
何より絵がレトロで、今見ると魅力的。初版は1930年。
小さな機関車のお話。「彼女」は動物のぬいぐるみや、お人形や、おもちゃの飛行機、ジャックナイフ(!?)、パズルや本、いろんな男の子、女の子が欲しがりそうなものを積んでいて、
おまけに果物やミルク、新鮮なほうれん草(!?)、キャンディーなど、おいしい食べ物も積んでいる。
小さな機関車はこれから、山の反対側で待つ男の子や女の子にそれらを届けにいくのだ。
ところが、緊急事態。突然彼女は立ち往生してしまう。
そこで、やってきたピカピカの機関車や、大きな機関車、老いた貨物車に助けを求めても、みんな知らん顔。
ようやく、次にやってきた青い小さな機関車が応じてくれた。そしてそこからは「彼女」が貨車を運んでくれることになる。
それでどうにか、子どもたちが目を覚ます前に、おもちゃや食べ物を届けることができました、というお話ーー
汚れた心の大人である私は、
「きみが助けてくれなきゃ、山の向こうの少年少女たちが遊ぶためのおもちゃも、おいしい食べ物も、届けられなくなってしまう」
という、ぬいぐるみや人形たちが執拗に繰り返す、独りよがりの"善意の押しつけ"にイライラしてしまったが、どうか子どもたち、こんな大人にならないでほしい。
ところで、小さな機関車がともに「彼女」と呼ばれているのは、男性/女性名詞の名残りだろうか。
と思って他の機関車も確かめてみたら、「助けてくれない」機関車たちはみんな「彼」(笑)。
なんか意味があるに違いない。第1波フェミニズムの余波だろうかとも考えたが、この時代、このWatty Piperなる(おそらく)男性作者がフェミニストだということはありうるのか。うん、それはありうる。でもあったとしても……などなどよく分からなくて気になってしかたがない。
とはいえいちばん気になったのはやっぱりジャックナイフとほうれん草だけど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
The little blue engine tried going over the mountain carrying toys and good things to eat for the other side of it.
She kept saying, “I think I can. I think I can.”
And she could do it!
And another hero was a funny little clown, who always stayed positive and encouraged everyone.
アメリカの民話で、色々なバージョンで数多くの絵本や映画になっています。
1177語
1954年版
作WATTY PIPER 絵George&Doris Hauman
~こんな表現や文法も学べます~
be 過去分詞
There were
the 形容詞est
could
not all
be 動詞ing
all of a sudden
would not
were going to do
who (関係代名詞)
Let
won’t
has 過去分詞
have 過去分詞
more ~ than
had 動詞ing
where (関係代名詞)
want to
in which
won’t you please
can
maybe
will
What is the matter?
have never been
比較級 and 比較級
at last -
150
-
あいことばは、“I thought I could !”。
【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/ -
S太朗4歳9カ月に出会った本。ペラペラキッズ推薦の本、本当にはずれがありません。S太朗もかわいい絵とストーリー展開に入り込んでいたようす。
-
オモチャや人形を乗せた機関車が途中で動けなくなり、代わりに引っ張ってくれる機関車がなかなか見つかりません。1,175語、40ページ。
-
2A(年長レベル)-03/15
-
(外語翻訳:小火車做到了!)
-
1200
-
I think I can, I think I can....
I thought I could, I thought I could...
不可能に思ったことでも実現できる、というメッセージのある有名な絵本。なんと初版は1930年。アメリカ人なら誰もが知っているらしい。1200語。
WattyPiperの作品





