The Pillars of the Earth (Kingsbridge)

  • Penguin Books
4.65
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本棚登録 : 64
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (1024ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780451166890

感想・レビュー・書評

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  • おもしろい小説でした。
    英国中世史や、キリスト教を取り巻くものごとの成り立ち、
    について興味深く読みました。
    勿論、全体の一大モチーフとなっている
    教会建築についても、なるほど、とうなずかされることばかり。
    居住地であるヨーロッパについて、新たな輪郭を重ねることが
    でき、その意味でもおもしろかった。

    小説の質としては、作者ならではの“大河小説”です。
    次から次へと頁を繰りたくなるのは、さすがです。

    ただし個人的には、小説を味わう際に“本質の光”の断片を
    見せて欲しいと思っているので、星は少し減らしました。

  • ebookとAudibleのオーディオブックで聞きながら読んでます。



    覚書:
    前半:トム、その妻アグネス妊娠中
    二人の子供、息子アルフレッドと娘マーサ
    領主パーシーハムリーのバカ息子ウィリアムと、伯爵シャイアリングの娘レディ・アリエナは婚約中
    女性エレンと息子ジャック

    泥棒に大切なブタを取られる。

    加筆:10%過ぎから教会の話になって難しい~。人の名前もいっぱい出てきてこんがらがってる。停滞中

    加筆:トムは最初からエレンに下心あったんだ。
    奥さんのお産は壮絶で産後亡くなる。貧乏加減も半端ない。ドラマでは赤ん坊を泥棒に盗まれるけど本では違う。どちらになっても子供は教会で育つのでよかった。
    トムの息子アルフレッドは意地悪で性格悪い。トムは息子に甘すぎる。ジャックに酷いことをしても怒らないのでエレンもあきれてる。
    ジャックがなんで教会に火をつけたのか、差し迫った状況が本ではよく伝わってきた。
    今で26%まで読んで聞いた。

  • なかなか読む順番がまわってこない^^;

  • 12世紀のイングランドの架空の村、キングスブリッジを舞台にした歴史小説。火事で焼失したキングスブリッジの大聖堂を、再建する物語だが、いくつものストーリーが複雑に絡み合って、物語を織り上げる。

    Pillars of the Earth を読んだ
    http://fionfion.seesaa.net/article/155425079.html

  • The small boys came early to the hanging.

  • 2008/2/26から、読み始めました。第一印象は、次が小さい!ぎっしり詰まっています。
    まだ途中(カタツムリのペース)ですが、中世を舞台にした大河小説的な雰囲気。続きが気になる。

    読み終えたのがいつだったか忘れました(笑)これ誰だったっけ?を繰り返しつつですが、最後まで読み通すことができました。初Ken Folletでしたが、こんなにおもしろい小説は久々だったような気がします。他の作品もぜひ読みたいです。

  • 中世の欧州、とくに英国/フランス/バチカンのからみ、教会組織、政教の勢力模様、一般市民の生活の様子、そしてゴチック建築に何らかのご縁ある人には必読。

    出てくる女性軍が強いのも心地よし。

    相当背景を調査した様子で、大変質の高い「歴史小説」と見た。
    昨今の「Dan Brown」的ハリウッド意識した「そんな馬鹿な」たる無理な展開なし。ましてや話が何層にもなっており、米国系単純明快起承転結とは比べ物にならない。

    腐っても鯛、いいぞ、Great Britain!

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