Salome (Dover Fine Art, History of Art)
- Dover Publications (1967年6月1日発売)


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- Amazon.co.jp ・洋書 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9780486218304
感想・レビュー・書評
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オペラ調の劇的な本。展開性としても美しい。
繰り返し使われる言葉と、その度に少し言葉を変え、徐々に感情を増していく様を描くのが素晴らしい。
ヒステリックな発言である筈が、単調な言葉の繰り返しに依って、音を奏でる様に只管に聴き心地が好い。読むのでは無く、「聴く」本だろう。
ビアズリーの挿絵の、「人間の欲と醜態」を甚だしく描いたものが、作品に重みを一層加えて居る。
ただ、小説としては何とも評価し難い。発言しかない演劇風なこの作品は、演技としてこそ成り立ちはしないが、文章の耽美は皆無だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ヘロデの所有欲と宗教心についてレポートを書きました。
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ワイルドの作品ではサロメよりも風習喜劇作品の方が好きだけど、これは大きなビアズリーの絵が付いてるから買った。やはり絵付きで読むと違った良さがある。
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