Alice's Adventures in Wonderland (Dover Thrift Editions: Classic Novels)
- Dover Publications (1993年5月20日発売)
- Amazon.co.jp ・洋書 (96ページ)
- / ISBN・EAN: 9780486275437
感想・レビュー・書評
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地区決戦 全国大学ビブリオバトル2022で発表された本です。
2022.11.13詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
言葉遊びのリズムの面白さや、予想外の展開に振り回される臨場感が、原語だとダイレクトに伝わってくる気がする。
スリル満載の展開と、最後に夢から覚めて、お姉さんの膝で寝ていたことが分かったときの安心感は、子ども心を掴んで離さないんだろうなぁ。 -
学生時代だったか、卒業してすぐだったか、原書で読んだときにはさっぱりわからず。その後、日本語訳も途中まで読んでみたけれど、挫折。
それが今回、あらためて原書で読んでみたらほんとうにおもしろかった。
アリスは8歳という設定なので、思春期にはほどとおいのだけれど、体が大きくなったり小さくなったりすることで「わたしはいったい何者?」という根源的な問いを何度も発していることに驚いた。映画「アリス・イン・ワンダーランド」なんかは、このあたりから発想されたのかもしれない。だとすると映画のアリスの年齢がぐっとあがっているのもうなずける。
そして、何の意味もないナンセンスなストーリーややりとり。これ、ほんと天才だな~。すごく悪夢っぽくて、でも楽しくて、秀逸なキャラクターがつぎつぎに登場して。テニエルの絵も、見れば見るほどすばらしい。
いくつも登場する詩は、日本語訳だとどうしても退屈に思える箇所なのだけど、原語で音読するとおもしろいのだということに気がついた。これはどうしようもない。
そして、だじゃれのかずかず。ドジソンさんは、オヤジギャグの天才であります。 -
26,539 語
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電波な文章w私が持ってるのは著者の直筆を印刷したやつでした。∴筆記体で読みにくいという相乗効果
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やっぱ英語で読んでこそだと思いますねぇ。しかし、数多く出版されている中でこれがベストなのかと問われると謎ですが(表紙のセンスとかね)。。。
でも、挿絵がオリジナルのジョン・テニエルですので。