- Amazon.co.jp ・洋書 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9780500016565
感想・レビュー・書評
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ガーデニングという概念では語れない写真集だと思います。デレク・ジャーマンが土の上に残した静かな場所。 彼の背景が関係しているかもしれないけど、それだけで見たくない 作品としての庭です。 いつか、本当に訪れて そこに立って感じてみたい。
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どこか荒涼とした景色の中に、可憐に花をつける草花。
大きな樹木が存在しないことが、ほかにはない不思議な印象を与えるのでしょうか。
灰色の空が似合う、哀しさのある庭。
何も知らずにふらりと辿り着いたら、ここを天国だと思ってしまうかも
しれません。 -
Derek Jarmanの映像の世界は好き。
まさかこのような本があったなんて。即買いしました。
彼の映画を夢中で見ていた時代の自分も思い出す。
写真を見るだけでもDerek Jarmanが好きな方は楽しめると思います。 -
デレク•ジャーマンの庭、というタイトルのこの本。
表紙の美しさに惹かれて買ってみた。
象徴的な美しさのある庭。ひとつひとつに。
彼の人生を知らずに読んでみて、その後知ってから読んでみて...。
映像作家、監督だった彼の最期の時を過ごした庭であり遺作。そして、この庭があるところは原発からほどないところ。意図したことがあるかはわからないけど、彼はこんな言葉を、残したそう。
「世界が静止して人間がいなくなったら、この花を植えたのが、花なのか、鳥なのか、だれにもわからない」 -
残念ながら、日本語訳されたものはないのですがとても美しい写真や文章がちりばめられた素敵な本です。
もちろんガーデニングが趣味の方にもおすすめですが、写真を眺めたり撮ったりが好きな人たちに喜ばれるだろうと思います。
ジャーマンファンなら1度は行ってみたいダンジェネスの景色やジャーマンの部屋の様子はそのときどきの彼の目で見る事ができる気がします。 -
映像作家、デレク・ジャーマンが
イギリスのタンジュネスに作った不可思議な庭。
彼の映画を、私は見たことがないのだけど
この本は、本屋さんで一目惚れしてから
私の宝物の1冊になっています。 -
私のテキスト。
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遠景の原発がとてもシュール。不毛の枯れた地に宿す情熱。