- Amazon.co.jp ・洋書 (135ページ)
- / ISBN・EAN: 9780500286142
感想・レビュー・書評
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"the polaroid book"といういろいろなポラロイド写真を集めた本が面白かったので、その勢いで、タルコフスキーのポラロイド写真集を買ってみる。
これがすごい。
もうタルコフスキーの映画のシーンみたいな写真が次から次に出てくる。当たり前と言えば、当たり前なんだけど、やはりあまりにもそれっぽい世界に驚いてしまう。「ノスタルジア」とか、「サクリフィス」みたいな感じね。
あと、ロシアというか、ソ連での写真とかは、ジョナス・メカスの「リトアニアへの旅」みたいな強烈なノスタルジアに包まれている。
ポラロイド写真、特有のブルーの色合いがタルコフスキーのムードと合っているということもあるだろうが、基本的には誰がとってもあまり変わらないはずのポラロイドというありふれた手法で、どうしてここまで違いが出てしまうのだろうか?
やっぱり、目に見えているものが違うんだろうね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
映画監督で誰が好きかと問われれば、いちばんに名前を出してしまうのがこの人なんですが、これはそのタルコフスキーの撮影した、ポラロイドの写真集。映画そのままテイストの独特の、彩度・明度ともに低いロシアやイタリアの風景写真や、家族や犬が多数登場します。枕元に置いて、寝る前に眺めたい。
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アンダーで、美しい。
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タルコフスキーのポラロイド写真集。
フレーミングがスゴくてうなる。 -
タルコフスキーの色彩はメランコリック。
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美しい日常の光景。
こんな穏やかな光景。
素敵な写真集です。