Rapunzel (Caldecott Honor Book)
- Dutton Books for Young Readers (1997年10月1日発売)


- 本 ・洋書 (48ページ)
- / ISBN・EAN: 9780525456070
感想・レビュー・書評
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グリム童話「ラプンツェル」ポール・O・ゼリンスキーによる絵本。邦訳は無く、洋書で読むしかないが、読み聴かせ本の「子どもに語るグリムの昔話3」に同じ話が収録されているので、ストーリーはそちらで確認できる。ディテールまで描き込まれ独特の深みのある色使いをした絵の味わいがあり、ヨーロッパの不思議なメルヒェンの世界を感じるには最高の1冊。最近、映画化されたディズニー映画「塔の上のラプンツェル」の原作であり、原作はロマンティックな映画とはまた違ったピリリと辛いストーリー。人を束縛する事への報いという寓話として捉えても秀逸。高い塔の中に閉じこめられて育った姫という設定が最高に想像力を刺激する。
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こどものいない夫婦に生まれた赤ちゃんを魔女が連れて行ってしまいます。
魔女はやがてラプンツェルを森の中の出入り口の無い塔に住まわせます。
長く伸ばしたラプンツェルの美しい髪を塔の窓からたらして、そこを登って魔女はやってきます。
ある日、王子様が森の中の塔の上から聞こえる美しい歌声に気づきます。
魔女が塔に登って行くのを見た王子は、同じようにしてラプンツェルのもとに登ってきました。
恋をしたふたりですが、やがて赤ちゃんができたことに魔女が気づきラプンツェルは荒れ野に放り出され、知らずにやってきた王子は塔から落とされ目が見えなくなってしまいました。
この絵本、1998年のコルデコット賞をとっています。
絵がまるでイタリアの教会の壁画を思い出させます。
後ろに描かれた野や山の風景や、部屋や人物などもまるでフレスコ画を見ているようで、とても美しいのです。
ラプンツェルとは食べられる草、ハーブのようです。
それを食べたがった妻のため夫が盗みに入って、それが魔女にみつかって、生まれた赤ちゃんを魔女に連れて行かれてしまいます。
このラプンツェルのお話(名前は違っていてもそっくりなお話)は民話という形でヨーロッパにあったそうです。
それらのお話をゼリンスキーさんが再話したのがこの絵本です。
ディズニーもいいけど、この絵本、素敵です♪ -
2011年ディズニーの映画にもなったグリム童話です。長年子供が授からなかった夫婦に、やっと待望の子供ができました。ところが妊娠した妻は隣に住む魔女の庭のラプンツェル(野ぢしゃ)を食べたくてたまらなくなります。仕方なく、夫が魔女の庭に忍び込んで摘み取っていると、魔女に見つかってしまいます。そして、ラプンツェルを摘むかわりに、生まれた子供を自分に渡せと言うのです。生まれた女の子は魔女に連れていかれ、Rapunzelと名づけられて数奇な運命をたどります。Caldecott Medal受賞のこの作品はイラストが繊細で美しく、語りもきれいにまとまっています。1300+700wd
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グリム童話。絵がとても素敵です。
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とても有名なお話「Rapunzel」。この本はとても絵が美しいので絵を眺めているだけでも満足、満足。英語もそんなに難しくありません。
Brothers Grimmの作品





