- Amazon.co.jp ・洋書 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9780545090544
感想・レビュー・書評
-
○あらすじ
世界有数の大財閥Cahill一族のトップであるGraceが亡くなり、
彼女の遺言を開示する席に呼ばれた、孫のAmyとDan。
そこで一族の秘密を解き明かすレースに参加することにした二人は、
最初の手掛かりの謎解きを開始しますが、
これは彼らが思っていたよりも危険なレースで…。
(あらすじは参考程度でお願いします。)
☆感想☆
邦訳版も出ているThe 39 Cluesシリーズ、第一巻です。
このシリーズ、巻ごとに作者が変わるんですが、
第一巻の作者は、パーシー・ジャクソンシリーズで有名なRick Riordanです。
幼い頃に両親を火事で亡くし、
後継人の大叔母が雇った世話係と暮らしてきたAmyとDan。
姉弟を一番可愛がってくれた祖母のGraceが亡くなり、
二人は彼女の遺言開示の席で、一族の秘密を解き明かす謎解きに参加する権利を
与えられたことを知ります。
世界中に隠された39の謎を解き明かし、最後に勝ち残った者(またはチーム)は、
この世で最も力と影響力を持つ者となれると聞かされ、
どんどん参加の意思を表していく親戚たち…。
AmyとDanは悩んだ末、二人もこのレースに参加することを決めます。
もちろん、謎解きは簡単にはいきません。
その上、レースの他の参加者たちからは命を狙われるし、
せっかく見つけた手掛かりを横取りされたり、罠に掛けられたり、
ほとんど一文なしの二人はお金の心配もしなければならず、苦労は絶えません…。
でも、二人は自分たちの遺産を放棄する代わりに与えられた最初の手掛かりを手に、
読書好きなAmyは、図書館で資料を漁り、
弟のDanは、その記憶力と得意な計算力を生かして、世界中を飛び回り、
どうにか謎を解き明かしていきます。
孤児で両親を家事で失った…雰囲気は不幸本です(爆
あと、それ+Diamond Brothers Mysteryシリーズって感じでしょうか。
(こちらは一巻しか読んだことないけど…)
レースの参加者たちの多くは、勝つためなら手段を選ばない恐ろしい人達が多くて、
読んでいて、何度背筋が凍る思いをしたか…(苦笑;
追いかけられたり、アクションがあったりと、
ドキドキハラハラする展開が満載です。
私が気に入ったのは、
二人が手掛かりを探すために世界の有名な場所を訪ねて行くところでしょうか。
多くの歴史的人物たちが、実はCahill一族と繋がっていることを知ったAmyとDanが、
偉人たちが残した物について調べ、その場所を訪れていくので、
私もネットでその場所について調べながら、二人と一緒に旅している気分で読みました♪
それに、AmyとDanだけでなく、
他の参加者(つまりは二人の親戚たち)も個性豊かで、
恐ろしいけど見ているのは面白かったです。
あと、二人の“Au Pair”のNellieもなかなか良い味出してますw
英語的には、難しくはないと思いますが、
何か難しい単語(ほとんどは歴史的な物など)が出てきた時に、
誰かがそれについて説明してくれることが少ないので、
グーグル画像検索あたりが必要かと(爆
たぶん、映画の「ナショナル・トレジャー」的な話が好きな方なら、
楽しめると思います
普段読んでいるジャンル(?)とは少し違って面白かったので、
続きは近いうちに読むつもりですが、
ちょっと今はお腹いっぱいなので、続けて読むのは無理そうです(苦笑詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
サーティーナイン・クルーズ 1 骨の迷宮
が 和訳版です。
息子は和書で読んでいます。。どっちが早く読み終わるか! と思ってるんですが、きっと息子です^^; -
話題の本。
ドイツではまだドイツ語が出ていませーん。
新し物好きの私、早速読んでみました。
装丁が凝ってて、集めがいがある。
ストーリーは、冒険の始まり、序章っていう感じで、
どうなるんだろう?今後に期待、というところ。