Shiver (Wolves of Mercy Falls)
- Scholastic Paperbacks (2010年6月1日発売)


- Amazon.co.jp ・洋書 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9780545123273
感想・レビュー・書評
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Audibleでオーディオを購入し聴きました。
純愛でせつない~。
途中でtwilight5本まとめてDVDを観てしまいロブパティンソンさんにメロメロになったものだから、その余韻を引きずりイメージはtwilightのエドワードとベラの二人がShiverの世界に飛び込んできた感じで、後半はロマンチックな気分に浸りながら一気に聞き終えました。
またAudibleのナレーションの女性の声がイメージにぴったり合っていてとてもせつなさが現れていた。
映画化される話はどうなったんだろうか?twilightがあれほどブレイクしたから映画化はパクリみたいで難しいだろうなあ。
彼女は子供の時に人狼に咬まれていたんだ。なのに発症しなかったのはなぜ。サムは狼に戻らなければならない季節がやってきた。サムは結局どうなるのか。思いもよらない結末になる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
高校生のGraceと、夏の気温が高い間だけ人間に戻れるwerewolfのSamの青春ストーリー。初恋の甘酸っぱさと、限られた時間を常に意識した中での2人の関係…切ないっ。アメリカ英語が聴きやすかったし、話も面白かった。2作目と3作目のaudibleもセールだったからまとめて買っちゃった。これからどんな展開になるのか。他の本達の間にちょこちょこ挟んで聴いてみよう…。
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とっても詩的だと思いました。詩はいろいろな本で出てきますね。英語学習者はどうしてもそこがむずかしいのではと思います。短文なので、意味も取りにくいし、いろいろな意味を含んでいる。それがわかるようになれば一人前になれるような気がします。
私に詩的なこころはそんなにないと思うんですが、英語の詩は教養でかじった程度というか、ほとんど読んだことがないというか。でも雰囲気は感じられたと思います。主人公が詩集を買って読んだとこでもぐっときました。
これは一応ヤングアダルトパラノーマルで、warewolfのお話ですが、言われている通りtwilgitとは全く違いました。これは本当にピュアな初恋の本。胸がキュウウウウンとなります。淡々と時と温度とナレーションが入れ替わりお話が進んでいくんですが、「次がどうなるかわくわくする~!」というよりは「ああ、悲しい終わり方しないでよね。お願い。」といった感情移入をするような類です。せつないです。途中車で鹿を轢いて立ち往生してしまうシーンがあって、そこが一つのクライマックスなんですが、おもわず切なさで涙しました。
恋した相手がたまたま狼男だったら?という設定で、二人の間にそれが障壁となって立ちはだかるのですが、相手が人間であろうと、狼男であろうと、なんであろうと「恋する気持ち」はピュアで永遠のようだということをいうことを強く押し出しているなと感じました。
透明感のある一冊。アメリカの森に囲まれたchillyな場所に行きたくなりました。 -
とっても気に入ったので、英語本で初めて2回連続で読み通した。英語もTwilightのようには小難しい形容詞を多用していないので読みやすいと思う。(読み飛ばさず読めました) 何といっても、GraceとSamの間に流れる優しい空気に癒されます。 黒い表紙のものもありますが、晩秋の寂寥感ただようこの物語にはこちらのブルー系のものの方が断然合っていると思う。
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