Graceling

  • HMH Books for Young Readers
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780547258300

感想・レビュー・書評

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  • YAのファンタジーロマンスもの。特別な能力を持った強い少女の物語。王子様とのロマンスや追手から追われるスリリングな展開、面白くて一気読み。

  •  おもしろかった! 表紙の感じから、いわゆる剣と魔法系のファンタジーかなーと思って読み始めたのだけど、ちょっと違っててそこが良かった。以下、導入部分。

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     物語の舞台は、左右の目の色が違う特殊能力者 Graceling が生まれる世界。青と緑の目を持つ主人公 Katsa は、Middluns 国の姫でありながら、その殺人能力のために叔父である王に仕え、皆から恐れられていた。
     
     王の殺人兵器としての役割を果たすかたわら、秘密裏に Council という組織に属しているKatsaは、あるとき隣国での任務の際に Lienid 国の王子と出会う。この王子もまた、金と銀の目の Graceling で、Katsa と互角に戦えるほどの能力を持つのだった。

     良きライバルとなった二人は、ある謎を解くために、ともに旅に出る。
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     旅の過程で、Katsaが自分の本当の能力に気づいたり、二人の関係が変わっていったり、謎が新たな展開を呼んだりして、読んでいて飽きない。最後の方で、片眼の王の生い立ちや思惑なんかがあと少し描写されていたら、きっともっとおもしろかったはず。

     物語とは別の視点として、作者が男女平等の姿勢を貫こうとしているのが感じられて、好感が持てた。

     

  • この作品は、Fireより前に出版されましたが、内容はFireの後の時代について書かれています。
    Fireの隣の国の話だったと思います。この国には左右の目の色がちがうグレイスリングという特異体質の人間が生まれます。生まれてから数年のうちに兆しが現れ、この瞳をもつ人間はさまざまな特殊な能力を持って生まれてくるので、見つかるとすぐに王に召喚され、王の持ち物にされる運命が待っています。主人公Katsaも生まれながらにグレイスリングを持ち、殺人者としての特別な能力を備えているため、王の持ち物とされ、働いています。殺人者としての能力のため、人から避けられ恐れられ、孤独に生きてきたKatsaですが、一人の同じ力を持つ王子と出会います。悪事を働く隣国の王を倒す旅をつづけるうちに、王子に惹かれ始めます。

    最後まで、飽きさせません。お勧めです。

  • 「剣姫(つるぎひめ)-グレイスリング-」
    七つの王国がしのぎあっている世界で、Katsaは生き残るための賜物を持っていた。しかしそれを戦闘能力と解した伯父である王は、彼女を‘武器’として用いていた。ある時、彼女はLienidの末の王子と出会い、それまでの自分が変えられていくのであった

    うーん、ロマンスがあって、はらはらして、充分楽しみましたが、どうにかならないの二人の関係!?
    ハッピー・エヴァー・アフターで終わらなかったので、★ひとつ減。
    でも続くかこのシリーズ?そうしたら、「盗神伝」の次に好きなシリーズになるかも!?

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