Son (Giver Quartet, 4)

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  • Clarion Books
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780547887203

感想・レビュー・書評

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  • Giver Quartetの完結編。The Giverに登場した赤ちゃんの母親Claireがコミュニティを抜けて息子を探し出すお話です。
    Jonas、Kiraのその後の生活も描かれていますが、Mattyのことが少ししか語られていなかったのが残念でした。前作Messengerの森で超常現象が唐突に出没しますが、伏線回収するために面倒事をTrademasterに押し付け、最後はGabeのgiftに頼ったと言ったところでしょうか。The Giverの管理社会が細部にわたって見事に描かれていて圧巻でしたが、今作も最後は希望に満ちていて読後感は良かったです。

  • The Giverが素晴らしかっただけに話の展開も文章も安っぽい小説に感じてしまった。

  • Giver四部作の最終章です。すべての謎が解き明かされたとまではいかないが、納得の最後でした。
    悪の権化のTrademasterは人間の嫉妬やそねみ、憎しみ怒りなどの象徴なのでしょうか?

  • 『The Giver』でJonasが助けた赤ん坊、Gabriel(Gabe)とその母Clairが物語の中心。Jonas、Kira、Trademasterなど前作すべての重要人物が出てきます。

    この作品でようやく『The Giver』、『Gathering Blue』、『The Messenger』すべてがつながりました!『Gathering Blue』では「これが続編なの?」と多少不完全燃焼な気がしていたのですが、『Son』で四作品すべてでひとつになりました。

    独立した作品として読んでもスリリングで目が離せない展開です。小説の技巧が優れているだけでなく、『The Giver』シリーズで出てくるテーマがしっかり織り込まれており、人の心の悪を暴きながらも、そこは児童文学。希望に満ちた終わり方になっています。

    のめり込むように読みました。気持ちいい読後感に浸されています。満足。

  • This book is the final book of The Giver series. In my opinion, I've really enjoyed reading this book more than the Giver, since I like fantasy more than science fiction. Also, I was confused at the end of The Giver. On the other hand, I'm really satisfied with the ending of Son than the Giver. This book is divided into 3 parts and each of these has a different setting. The story revolves about Claire for first 2 parts and third part is mostly about Gabe. This book wants to show us about love between the mother and her son. In the future, I will most probably have a child so this made me thought-provoking to be a mother.

  • audibleで。giver四部作の最後。Jonasの名前がコールされた時は鳥肌が立ちました。Loisさんの本は章の最後の一行に驚かされる。

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