- 本 ・洋書 (512ページ)
- / ISBN・EAN: 9780552147781
感想・レビュー・書評
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相変わらず、えらい時間かかってもーたけど、やっぱりフロスト警部はおもしろいなあ~!
フロスト警部のさりげない優しさとかにぐっとくるのよね。素敵!好きなタイプ!!(なんとなく勝手にベートーヴェンとかと似たタイプだと思っている・笑)
しかし毎度のことながら、そこまでの大都会ではないであろうデントンで、連続猟奇殺人事件起こり過ぎなんではなかろうか・・・。相当治安の悪い恐ろしい街だよね・・・。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
実はこの作品がいちばん面白かったのだ。いうことなし。
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フロスト警部シリーズ最新作(といっても、出たのはずいぶん前ですが...)。圧倒的なスピード感と、ページを追うごとに解決するどころかこんがらがるばかりの事件は、いつも通り。今回はそれに加えて、人出不足とオマヌケな部下が、大混乱に拍車をかけます。失敗ばかりする部下をもうクビにしたらどうかと言われて、「アイツもクソだが、オレの方がもっとクソだ。そのオレでも、まだ警察で仕事をし続けている」と、部下を見捨てないその態度に、思いがけず感銘を受けてしまいました。Mullet の官僚主義的バカ上司ぶりもいつになく徹底して、好対照。Frost シリーズ・ファンの期待を裏切らない一冊です。
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デントン警察署のフロスト警部が、凶悪犯罪の捜査に奔走するシリーズ第5弾。<br>
今回は売春婦の連続殺人事件と、幼女連続誘拐強姦殺人の2つの事件を軸として物語がすすむわけですが、まぁ、毎度のことながらよく人が死にます。<br>
今回もフロストは、予算のことばかり考えるマレット警視に最小限の人員での捜査を強いられ、あきれるくらい使えない部下の失態にてんてこまい。<br>
それでも持ち前の毒舌と鋭い洞察力と人情に厚い性格で、着実に容疑者を絞っていきます。<br>
こういうところは今までのシリーズと大体同じ。<br><br>
ただ、今回はシリーズ中、もっとも読後感が悪かった。<br>
うまく表現できないけど、やりきれない後味の悪さが残る。
R.D.Wingfieldの作品





